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#バトルグラウンドワーカーズ 6巻 評論(ネタバレ注意)

近未来、地球には「亞害体」と呼ばれるクリーチャーが襲来。国際組織「人類連合」が結成され、量産人型兵器を運用して亞害体を無人の辺境に封じ込めていた。無職の青年・平 仁一郎のもとに一通の通知が届く。それは人類連合のパイロットの採用審査通知だった。

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「バトルグラウンドワーカーズ」6巻より(竹良実/小学館)

という、エヴァとMATRIXとAVATARとパトレイバーとフロントミッションを足して割ったような人型兵器に、無職を集めて遠隔操縦させるSFもの。ロボはレイバーサイズ。

遠隔操縦だけど神経接続されるので、痛みがフィードバックされ破壊されると死。ヤバくなったら神経接続のプラグを抜けば緊急脱出、ただし生涯で5回これやると脳のダメージで死ぬ。

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「バトルグラウンドワーカーズ」6巻より(竹良実/小学館)

戦場は南シナ海のジャングルの島だけど、遠隔操縦なのでパイロット達は自宅から平和な日本の職場に通勤という、日常と非日常のコントラスト。

で、始まった漫画。もう今は二転三転四転五転して、全然違う話になってます。

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「バトルグラウンドワーカーズ」6巻より(竹良実/小学館)

ずっと面白い漫画なんですけど、今巻はまたすごいね。

なんかもうガンダムやマクロスの最終回みたいに主人公たち満身創痍で胸熱展開なのに、まだ終わらずに転がり続けていく。

こう、コンパクトにパッケージされた高品質なコンテンツを「ハリウッド映画のよう」と形容するのは、漫画家さんに失礼な話かもしれないですけど、すげージェットコースター展開。

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「バトルグラウンドワーカーズ」6巻より(竹良実/小学館)

タイトル回収アツい。

溜めに溜めてからの王道展開からの更に胸熱展開に。

本当にこれまだたった6巻なのかw

ここ数巻、自分が読んで興奮していた内容が、アレ脇道の話であって、今巻後半でやっと本筋に帰ってきたんだなコレ。

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「バトルグラウンドワーカーズ」6巻より(竹良実/小学館)

巻末の予告では6月発売の次巻から最終章突入とのことで、あと2〜3冊で完結かな。10巻いくかいかないかのサイズも、ほんとセンスいいわ、この人。

今のこの展開もまったく想像していなかったので、この作品の結末がどうなるのかも見当もつきません。予定調和の予の字もない。どーすんのこの漫画w

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「バトルグラウンドワーカーズ」6巻より(竹良実/小学館)

6月が楽しみだわ〜。

 

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