AQM

さみだれや 読んだ漫画と ウマ娘

#BLUE GIANT EXPLORER 2巻 評論(ネタバレ注意)

若き日本人ジャズ・サックス・プレイヤー宮本大のサクセス・ストーリー。

日本を舞台にした「BLUE GIANT」、ヨーロッパを舞台にした「BLUE GIANT SUPREME」に続いて第三部に相当。今度の舞台はジャズの本場、アメリカ。

シアトルでの二つの目的、「シアトルのジャズを知ること」「アメリカを旅するクルマを手に入れること」を果たしたダイは

f:id:AQM:20210302163940p:plain

「BLUE GIANT EXPLORER」2巻(石塚真一/小学館)

修理工場の2人に見送られ、次の街へ。

ポートランドへ向かう途上で拾ったヒッチハイカー、プロを目指さないスケートボーダーはダイの生き方に疑問を呈し、「ポートランドは勝ち負けや『ビッグになる』という発想から抜け出した街だ」と語る。

f:id:AQM:20210302161022p:plain

「BLUE GIANT EXPLORER」2巻(石塚真一/小学館)

ポートランドでダイは何を見つけ何を手に入れるのか。

という2巻。

若きサックスプレイヤーの「順道制勝」のサクセスストーリーの小気味良さが売りの作品ですが、ヒッチハイクの彼はダイの生き方というか、作品の在り方そのものに疑問を投げかけます。

f:id:AQM:20210302161041p:plain

「BLUE GIANT EXPLORER」2巻(石塚真一/小学館)

価値観の違うもの同士が共存できる多様なアメリカを象徴させたいキャラだと思うんですけど、彼とはもう別れたけど、今後も他の街で再会したりすんのかね?

ポートランドでの初舞台、アメリカでのジャズプレイの初舞台(前回はロックバンドにゲスト参加)。

f:id:AQM:20210302161056p:plain

「BLUE GIANT EXPLORER」2巻(石塚真一/小学館)

作中初めてかな?のダイの淡い恋も。

ダイのように「世界一を目指す」スペシャルな生き様の特異性を浮かび上がらせる良いエピソードだった。

価値観が相違したまま終わって、大人同士なんでそれはそれでちゃんとしてるんですけど、若干の消化不良感というかカタルシスに欠けそうなエピソードにも思えるんですけど、毎巻末のインタビューのせいで読後の満足感が異様に良くなってて、これズルいよなあw

 

 

aqm.hatenablog.jp