#AQM

あ、今日読んだ漫画

#ワールドトリガー 206話 (ジャンプSQ. 2021年4月号) 評論(ネタバレ注意)

遠征選抜試験のドラフト会議回。

 

前回まではこちらから。

aqm.hatenablog.jp

「第206話 絵陰性選抜試験④」。
本編計29ページ。

以下、余談のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

 

 

 

(余談) 

ウマ娘のTIPS記事書いたから読んでって。スピ★★★スズカとLv35クリークも置いてるから持ってって。

aqm.hatenablog.jp

ウマ娘以外のことやりたくないというか、睡眠時間も漫画読む時間もブログ書く時間も削られております。

 

(扉絵)

なし

 

(第206話 本編)

選抜試験参加者への説明会が終わり、今度は審査を担当するA級隊員に対する説明会に。A級隊員の仕事は試験参加者の能力面・人格面の審査結果を上層部に報告することと、事前に閉鎖環境試験・長時間戦闘試験の結果を予想すること。A級各隊の会議室でそれぞれ会議が行われた。

「長い長い1週間が始まる…!」(ジャンプSQ.2021年3月号より)

 

 

(所感)

会議回。楽しそうだなコイツらw Twitterや5chの「ワートリ考察スレ」みたいねw

訓練戦の実況解説システムといい、この作者はバトル漫画で揶揄されがちなクリリン的の「解説ポジション」を公式化・エンタメ化させて洗練するのが本当に上手い。

 

スレと違うのは、作者1人の脳みそがこの全員を喋らせていることです。この人の脳みそはどうなってんだろうね。

Twitterや5chなどを作者が見てる可能性もゼロじゃないですけど、担当者が以前どこかに「葦原先生はネットのワートリ考察関係を見ないようにされてます 編集者は見てます」的なことを書いてた気がする。

 

隊長面接

自分は二つ勘違いしてて「臨時隊長がメンバーを面接する」と思って楽しみにしてたんですが、上層部が臨時隊長を面接する上に、描写もスキップされてしまいました。ショボーン。

 

会議形態

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ジャンプSQ. 2021年4月号「ワールドトリガー」より(葦原大介/集英社)

別に「アフターコロナを意識してる!」ってわけでもなくA級各隊に個別に打ち合わせをさせる作劇の都合でこうなってますけど、全員が一同に介することなく、小会議室で少人数でTV会議ってのは、妙に現在っぽい絵ヅラですね。

現実のサラリーマン生活では、ここ一年はこういう形態での会議がとても多くなりました。

 

A級各隊メンバーたち

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ジャンプSQ. 2021年4月号「ワールドトリガー」より(葦原大介/集英社)

ティーンネイジャーの割りに老けた発想が多い気もするし、大企業の意識高い系のエリート若手みたいだなとも思います。オンラインサロン入ってそう。

 

人事評価の仕事

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ジャンプSQ. 2021年4月号「ワールドトリガー」より(葦原大介/集英社)

メンバーの能力・人格を把握して適切い評価して、適正や相性を見極めて配置する、というのはマネージャーや人事のお仕事ですけど、内容はそういう会議でした。

A級隊員は基本的に戦闘能力を買われてA級にいるので、頭が良かったり人材マネージメント能力が高くてそこにいるわけではないので、10代の子どもにやらせる仕事か?という気もします。

が、多くの高校生が部活で似たようなことをやっていることでもあり、また平和になってボーダーが要らない世の中になった時に備えて、隊員にこういう経験も積ませて成長させることは良いことだな、とも思います。

個人やチーム単位での強さを求める、求道的な戦闘屋にいかにもありがちですけど、B級の動向をチェックしてない奴も意外といるようなので、

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ジャンプSQ. 2021年4月号「ワールドトリガー」より(葦原大介/集英社)

近い将来、戦場の現場で共闘することになる可能性があるメンバーの人格・能力や動向に目を向けさせる意味でも、A級にとって良い施策だなと思います。

なんだ? 俺もなんか意識高いこと書き始めたぞ。

 

まあでも趣味性も強いというか、

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ジャンプSQ. 2021年4月号「ワールドトリガー」より(葦原大介/集英社)

楽しそうだよねw

 

そういえばA級の連中、いい若者たちなのにラブコメ展開予想や恋バナをする奴がいなくてけしからんですね。そういうとこだぞ。

三雲と香取とか、千佳と絵馬とか、楽しそうなとこいっぱいあんのに。

若い男女が狭い空間で1週間の共同生活ですよ。「ぼく勉」だったらもうラッキースケベ展開起こりまくりですよ。

そらもう「閉鎖環境カップル」生まれまくりって寸法よ。ボーダーは日本の少子化対策を応援しています。