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#呪術廻戦 15巻 評論(ネタバレ注意)

呪術・呪霊をめぐって特殊訓練教育機関な学園もの要素もありのダークな能力バトル漫画。ギャグコメ系の変化球な会話芸・顔芸と、直球シリアス展開のギャップ。

第126話「渋谷事変43」〜第133話「渋谷事変50」ということで、引き続き1巻丸ごと渋谷事変の途中。何かって言うと悪玉集団が渋谷で起こした大規模テロで、味方側も総動員の大規模バトル。

主人公の師匠で作中最強キャラの五条が封印されてピーチ姫状態、殲滅戦が五条救出作戦に移行。

リアルで丸一年「渋谷事変」をやってることになります。

さすがに双方の構成メンバーもどんどん脱落していって、今巻は主人公の虎杖vs悪役副将クラスの真人の対決を延々と。仲間の次々の死に壊れていく虎杖の心。

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「呪術廻戦」15巻より(芥見下々/集英社)

彼のピンチを救い振るい立たせたのは、参戦した東堂だった。2vs1に。

ストーリーとしてはまあ、バトルしてるだけなんですけど。1年も続くとさすがに「これアニメ化するときどーすんだろ」とは思わなくもない。

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「呪術廻戦」15巻より(芥見下々/集英社)

バトルしかやってないこともあってバトル描写は相変わらず熱くてかっこいいです。

おまけ漫画で求道的に作者が設定をこねくり回してんですけど、正直なにを言っているのかはよくわからない。

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「呪術廻戦」15巻より(芥見下々/集英社)

よく動く絵だな。

作品全体の中の中盤戦の位置付けかと思うですけど、思いのほか長いのと、主要キャラがよー死ぬなっていう。

 

 

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