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#ふらいんぐうぃっち 10巻 評論(ネタバレ注意)

マナが豊かな東北・青森は弘前の親戚の家に修行のためにホームステイしている女子高生魔女・真琴をヒロインに置いた、綺麗な絵、牧歌的な風景、コメディタッチながらのんびり穏やかな、人間社会に内緒で暮らす魔女たちの可愛らしくちょっと不思議な日常もの。

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「ふらいんぐうぃっち」10巻より(石塚千尋/講談社)

一冊全編、真琴が青森に来て初めての夏休み。

真琴の家庭菜園の夏野菜の収穫、弘前の魔女協会への面通し、姉の茜と横浜の実家に帰省、実家で待ってた両親に幼馴染たち、横浜での魔女のお仕事受注、などなど。

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「ふらいんぐうぃっち」10巻より(石塚千尋/講談社)

舞台が魔女姉妹の実家のある横浜ということで、青森から横浜の中学に通う杏子ちゃんも登場。わーい、KAWAII!

空を飛んだりテレポートしたりと、魔法が使える姉妹ですが、あえて普通に新幹線で帰省。「サマーウォーズ」とか一部の作品が持つ、独自の夏休み感があって良いです。夏休みのにおいというか。

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「ふらいんぐうぃっち」10巻より(石塚千尋/講談社)

「登場人物が可愛い女の子ばかり」というと最近はいかにもありきたりに聞こえますが、上手く言語化できませんがなんというか「美少女の贅沢で正しい使い方」という感じがします。

女の子だけでなく猫(使い魔)も可愛い漫画で、魔女ものということでファンタジーな漫画ですけど、今巻はまた一段とファンシーなトンデモ展開で猫好きにはたまらない一冊となっております。

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「ふらいんぐうぃっち」10巻より(石塚千尋/講談社)

ゴーストバスターズかな?

 

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