
幼馴染の咲に小学生以来ずっと片想いで何回フラれても告白し続けた直也。
高校入学を機についに咲にOKしてもらい付き合いだした矢先、直也はクラスメイトの超美少女・渚に告白される。彼女の可愛さと健気さに胸を打たれた直也は…

「カノジョも彼女」1巻より(ヒロユキ/講談社)
というガチもんのハーレムラブコメ。バカコメよりです。作者は「アホガール」の人。
終盤が荒れたりイマイチ納得いかない展開を繰り返すハーレムラブコメというジャンルに飽きてしまった自分の最後の希望。
この第1話のコマすごいっすよね。これだけでどういう漫画が全部説明できてしまう。
コロンブスの卵というよりは「バカすぎてメジャー誌では誰もやらなかっただけ」という気もします。ギャグ漫画だったらあった気もするな。

「カノジョも彼女」6巻より(ヒロユキ/講談社)
ラブコメや恋愛もの(もっと言うとリアルの恋愛においても)のヒロインの萌え要素として「好きになっちゃいけないのに好きになっちゃった秘密の恋心」的なことがあると思っていて、(いい歳して「好きになっちゃいけないのに好きになっちゃった秘密の恋心」という言葉を書くのはなかなかキツいですね)
成年-未成年とか教師-生徒とか友達の恋を応援してるとか兄妹だとか理由はいろいろで、近作のハーレムラブコメだとこの辺とかそうなんですけど、

「ぼくたちは勉強ができない」16巻より (筒井大志/集英社)
本作に関しては第1話で二股解禁しちゃったので、ハーレムラブコメにして基本的にどのヒロインにも恋愛を妨げる要素がなく、それ故にこのラブコメ定番の萌え要素が使えないかと思ってたんですけど、

「カノジョも彼女」6巻より(ヒロユキ/講談社)
この人もちょいちょい言ってること頭おかしいとはいえ、第4ヒロイン(ひどい言葉だ)の紫乃さんが前巻・今巻とそこの美味しいとこを持ってっちゃった感じはしますね。
ラッキースケベで警察に自首するハーレムラブコメ主人公www

「カノジョも彼女」6巻より(ヒロユキ/講談社)
ラブコメの情緒よりバカコメ路線を採る作品ですけど、紫乃さんの秘めたガチ恋は人気出ちゃうんだろうなー、というのと、それによってこの漫画がどう変わるか、あるいはどう壊れるか、大変興味深い。
人間、秘めてないガチ恋よりは秘めたガチ恋を応援しちゃうもんですよね。

「カノジョも彼女」6巻より(ヒロユキ/講談社)
次巻は蚊帳の外気味の第3ヒロインにスポットが当たるようです。
第3ヒロイン。ひどい言葉だw
aqm.hatenablog.jp
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