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#転生したらスライムだった件 18巻 評論(ネタバレ注意)

サラリーマン(37)が刺されて死んで異世界に転生したらスライムだったけど、付与された特殊能力で強力な魔物スキルをガンガン吸収してスライムにして最強、人型にも顕現可能に。

リムルを名乗り、多くの魔物を配下にジュラの森の盟主となり「魔国連邦」を建国。襲来した人類国家ファムルス王国軍2万の兵を撃退してリムルは魔王に覚醒。暗躍する魔王クレイマンとの対決姿勢を強める。

リムルの魔王成りに風雲急を告げ、10人の魔王による会議・ワルプルギスが開催され、新顔魔王のゲストとして招かれたリムル。冷戦状態の黒幕・魔王クレイマンと直接対峙。

一方、魔王が治める各地ではリムル陣営vsクレイマン陣営との闘争が激化していた。

ということで、配下の将軍クラス同士のバトル回+親玉同士の会議回。

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「転生したらスライムだった件」18巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

普段は内政・治世にページが割かれ、たまのバトルはリムルが無双して終わり、が多い作品ですけど、今巻は手下の四天王的な十六翼将的な部下たちのかっちょいい戦闘シーンをたっぷりと。

スピンオフの「転スラ日記」の作画の方が整っていて、本編コミカライズは割りと荒削りな作画よな、と思ってたんですけど、すわ戦闘シーンとなると映える作画ですね。小説原作作品のコミカライズ作画の腕の見せどころと言う感じで、どの戦闘もかっこいい。

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「転生したらスライムだった件」18巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

というか普段の日常回のコメディ要員と化していた部下の面々、お前らこんなに強かったのかよw 全員、準魔王クラスじゃねえかw

対照的にワルプルギス(魔王会議)ではリムルとクレイマンが「逆転裁判」よろしく丁々発止の舌戦…かと思いきや、法廷対決に持ち込みたいクレイマンの思惑をリムルが早々に蹴っ飛ばし、こちらも会議場を舞台にしたバトル展開にwww 会議回とはwww

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「転生したらスライムだった件」18巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

という感じはありつつも、暴力で世界を統べる魔王が集まって話し合いってやっぱちゃんちゃらおかしいので、「ムカつくからぶっ殺す」で良いと思うんですよね、魔王は。なにより痛快ですし。

クレイマンの卑小な小物っぷりもやられ役として良い味だしてるわ。

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「転生したらスライムだった件」18巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

こんだけ主人公と部下たちが強くてかっこよく、唯一といっていい黒幕・悪役のクレイマンを圧倒してしまうと、先々で一体誰と戦うんですかという気はせんでもない。

そんぐらい主人公陣営が強くてかっこいい巻でした。

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「転生したらスライムだった件」18巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

で、最強候補の一人のお前は何やってんだよw

 

 

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