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#姫乃ちゃんに恋はまだ早い 7巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

風紀委員的な真面目女子として男子に恐れられる姫乃ちゃんは小学5年生。隣の席のオージくんを好きになるも、彼はまだまだ子どもで恋愛のれの字も女心のおの字も読めなかった。

ツンデレながら健気に高木さんの10倍積極的にオージくんにあれこれアピールするも、オージくんが西片の100倍鈍感な子どもなので全然伝わらない、「○○さんは××」系の甘酸っぱい隣の席すれ違いラブコメ。少年漫画らしい可愛らしい絵で。

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「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」7巻より(ゆずチリ/新潮社)

今巻で完結。

日常色の強いラブコメだったってのもありますし、小学生なので「最後2人は結ばれましたエンド」ってわけにもいかないし、姫乃ちゃんが中学生や高校生になったらタイトルに偽りありになってしまうので、終わる時はこういう終わり方かな、という、そういう終わり方でした。

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「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」7巻より(ゆずチリ/新潮社)

その分、作品通じて恋愛ものとしてインパクトが弱くならざるを得ない漫画ではあったんですけど、小学生の恋愛ものというと自分はTVドラマ「うちの子にかぎって」を思い出してなんかちょっと懐かしかったです。

星屑のステージ

星屑のステージ

  • チェッカーズ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

別に小学生の恋愛ドラマだったわけじゃなくて、田村正和が主演の小学校の教師もので、主題歌がチェッカーズの「星屑のステージ」で、所ジョージも出てて、主にませた小学生たちが様々な問題を起こして田村正和演じる教師が振り回される的なそういうドラマだったんですけど。

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「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」7巻より(ゆずチリ/新潮社)

もう話もあんま憶えてないんですけど、土砂降りの夜の学校で男の子と女の子が一夜を過ごすシーンがあって、一緒に観てた親が「子どもがこんなw」っつってたんですけど、当時自分も子どもで好きな子がいたので、「この大人はなんで『子どもは恋をしない』と思いこんでいるんだろうか」と不思議に思ったことを、久しぶりに思い出した漫画でした。

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「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」7巻より(ゆずチリ/新潮社)

長く続く作品とも思ってなかったですけど、終わるとやっぱ寂しいね。同日に同作者の新作の1巻も出てるので、その話は近日に。

 

 

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