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あ、今日読んだ漫画

#かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 23巻 評論(ネタバレ注意)

名門の子女が集う名門学園の生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや。プライド高いエリート同士、美男美女同士の「告白した方が負け」。稀代のラブコメメーカーによる恋愛マウント駆け引きバトル、現役最強ラブコメ。

「信者」と言っていいぐらい自分はこの作品が好きなので、新刊の度に何を書こうか悩ましいです。褒め言葉のバリエーションがあんまり多くないので。

白銀とかぐやが3年生になり、新キャラも登場し、飛び級でスタンフォード大進学を決めた白銀に残された高校生活は残り4ヶ月。

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「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」23巻より(赤坂アカ/集英社)

今巻は、作品としてのメインディッシュになるであろう「白銀の戦い編」は一旦置いておいて、白銀×かぐやのおつきあいを生徒会メンバー(特にまったく気づいてない藤原)に告白編、つばめが去った後の石上の新たな恋愛模様編、などなど。

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「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」23巻より(赤坂アカ/集英社)

藤原はちょいちょい「切れ者」描写が入る割りに、本当に白金とかぐやの仲に気づいてなかったり、よくわかんねえなw 作者が「藤原は切れる」と「藤原がキレる」の「面白くなる方」を都合の良いように使い分けてコメディリリーフとして大成功してる感。

こんなこと書くとピアノやってる人に「なめんな」って怒られるかもしれないですけど、最終回周りでピアニストとして復帰しそうな予感もしますね。

ストイックな生活から離れてかぐやたちと過ごした時間が、表現者としての彼女をこそ豊かにしている気がしますが。

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「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」23巻より(赤坂アカ/集英社)

担任の教師や不知火ころもなど、前巻から登場の新キャラの方向性も明らかに。

担任はいい感じに拗れた大人で良いですね。おっさんに人気出そう。

ころもは深掘りはこれからなのか、そもそも深掘りされるのかわかりませんけど、「僕ヤバ」じゃないけど芸能関係の女の子と一般男子の恋はロマンがあっていいもんですけど、どうなんでしょ。キャラ人気の様子を見て枝を伸ばす感じですか。

容貌がフェティッシュで好きだわこの子。

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「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」23巻より(赤坂アカ/集英社)

なにか暗示的やね。

作品としてある程度余裕が出て以来、既存キャラや新キャラのいろんな組合せの種を蒔いて人気が出た芽を伸ばす、を繰り返してきた作品で、白金×藤原の特訓シリーズや、恋愛模様の台風の目になった石上なんかはその最たるものですけど、未だに新たな種を蒔き続けて、なにかリスク分散のポートフォリオのようでもあり、生き物を育てるというか、どの枝を育てるか判断して剪定していく盆栽のようでもありますね。

石上×ころも、白銀パパ×ミコなど、担任×かぐや新しい人間関係の組合せもどれも美味しそう。

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「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」23巻より(赤坂アカ/集英社)

大仏の拗らせは禅問答展開の入り口で、エンタメとして成立させるバランスが難しそうで賛否両論あると思いますけど、自分は恋愛もので拗らせを深掘りしていくの嫌いじゃないです。

まあ、信者ですし。

 

 

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