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#デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い 1〜2巻 評論(ネタバレ注意)

最強の悪魔デビィ・ザ・コルシファは最強故に地獄界で闘う相手がいなくなり、退屈しのぎに人間界へ現れた。人間界というか具体的にいうとその辺の高校生・六郎の部屋に現れた。

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「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」1巻(平方昌宏/集英社)

突如、最強の悪魔から人類存亡を賭けたバトルを挑まれることになった六郎は、せめてもの抵抗でババ抜きを提案。

快くババ抜き勝負を受け入れたデビィは、しかし、ゲームにかけてはクソ雑魚ポンコツだった。以来、六郎の部屋には毎日、最強の悪魔が人類の存亡を賭けて遊びにやってくることになった…

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「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」1巻(平方昌宏/集英社)

という、のじゃ語尾最強美女ヒロインのクソ雑魚チョロポンコツっぷりを愛でるギャグコメディ。

WEB連載が人気ではてブのホッテントリでたびたびお見かけしていながら読んでなかったんですが、2巻発売を契機に読み始めてみました。

ルックスはジャンプ漫画っぽいですけど、平凡な少年の家に超常の何かがやってくる、という藤子不二雄ワールドの定番の作品です。

その無為っぷりでいうと「オバケのQ太郎」が一番近い気が。

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「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」1巻(平方昌宏/集英社)

「デビィ・ザ・コルシファ」ってまた、覚えにくい名前だなあ…と思ってたんですけど、「デビ(ル)・ザコ・ルシファ」の区切り位置変えただけなのねw

出オチの一発ネタの繰り返しですけど、系で言えば「姫様拷問」と一緒というか、最近はキャラの魅力も相まって出オチの一発ネタをずっと楽しく読ませる作品が増えましたね。

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「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」1巻(平方昌宏/集英社)

気づいてなかっただけで昔からなんかな。

デビィが面白可愛いの一言に尽きますが、ハイテンションなギャグコメディ展開に混じってたまにしんみりさせる話ぶっ込んでくるのも良いですね。

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「デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い」1巻(平方昌宏/集英社)

こういう作品、終わった時に意外な喪失感というか、結構切ない最終回とかですっごい寂しくなっちゃうから、困るんだよな…

 

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