#AQM

あ、今日読んだ漫画

FSS (NT2021年10月号 第17巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。

「第6話 時の詩女 アクト4-4 カーマントーの灯火 Both 3064」。

扉絵コミで13ページ。

  

他の号はこちらから。

aqm.hatenablog.jp

以下、宣伝と余談のあとにネタバレ情報を含んで論評しますので閲覧ご注意。

 

 

 

 

 

 

 

(余談)

特になんもねえな。あー来月は表紙&巻頭特集だそうです。

最新刊も同時発売でしたっけか。

 

(扉絵)

剣聖マキシ・カイエン(3075年)の設定画&解説テキスト。

デザインズ7の掲載予定の予告など。

 

(本編)

装甲を元に戻したデムザンバラを見上げるジィッドとハイト。ジィッドはAFニナリスに満足していない。ペールが行っている騎士再生プロジェクトの噂。

スバース市街、エフィーと待ち合わせ?のマドラとマキシ。マキシはぐれる。女学生に擬装中のエフィー、ハスハント国家騎士団に艤装中のバッハトマ騎士3人に絡まれるも、1人は自ら秒殺、1人は割って入ったマキシが秒殺、最後の1人は更に割って入ったビューティー・ペールが爆殺。突然、剣聖vs最強魔導士のバトル開始。

「超帝國剣聖の力でペールを圧倒するマキシ……次号、表紙&巻頭特集!」

 

(所感)

マキシ(3075)

3064年と違って穏やかな人格者との評価だそうで、またボスヤスフォートを殺害する張本人になるようです。

3075年といえば「例の」バッハトマ攻囲戦の年ですけど、対外的によっぽど上手く猫を被ったのか、ボスやんを倒した英雄が狂人では対面が悪いため全力で隠されたか、本当に改心したのか。

 

デザインズ7

たぶん来年とのこと。

 

ジィッド

こいつの暴力性は弱い者に向かうのがとても不愉快なので、なるべく何もせずに早く死んでほしい。

来月死ね。1コマ目で死ね。格納庫でGTMに踏み潰されて死ね。

 

ハイト

あー、そのための中途半端な設定だったんかな。改造人間役かー。

あとは、カイエンに微妙に似てる設定はなんのためなのか。

 

マドラ

「時々なぜかこういう格好してしまうんだ!!」

メタ的には作者の趣味のせいですけど。

作者の都合でマキシを見失う無能を晒すハメになった被害者。

 

マキシ(本編)

訓練必要なし、スイッチが入った時だけ本気出す。本気出すと三白眼になる。

設定はまあ、作者の匙加減次第なので…

 

みつ子さん

ハスハの連合本部のコンビニでバイトしながら内偵。

その仕事、要るか…?

 

バッハトマの騎士たち

やられ役なんですけど、敵国であるハスハント国家騎士団に潜入内偵し、かつシオの番人であるエフィーの内偵を見破るなど、背景設定上はとても優秀で有能な軍人のはずです。

が、行動は、エフィー、マキシ、ペールに秒殺されたのは相手が悪く仕方がないにしても、「エフィーを泳がせなかった」「不用意に姿を晒した」「しかも3人揃って」「訊かれもしないのに自らバッハトマを名乗った」など無能の極みで、設定上の優秀さと釣り合いが取れません。

そもそもお前ら何が目的で、別に脅威にもなっていないエフィーに接触したんだよw

作劇上やられ役が必要だった作者の都合と、スパイ描写に対する興味の無さが表出した被害者の、可哀想な人たち。

 

変なの

エフィーがいう「変なの」がペールならいいんですけど、他にもいるんかしらん。

まあこの漫画、変なのしかいねえけど…

 

ビューティ・ペール

ペールにとって剣聖は「生まれるもの」ではなく「製作・生産するもの」なのね、と。

ハインド・キルに重傷を負わせたエイリアス自爆アタックが必殺技なんかしら。

エフィーが知ってるのは長寿ゆえか、ミラージュ内でペールの戦闘技能が共有されたゆえか。

こんな強ぇやつ初めて見ましたわ!

って自分で「超帝國剣聖」って解説して「わたくし剣聖くわしいんですわマウント」までしといて今更びっくりするなよ。