#AQM

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#今日のさんぽんた 3巻 評論(ネタバレ注意)

読切「ラスト・さんぽ」が好評で、第一話「お別れ」にリネームして連載化。

関西弁のヘタレまぬけ女子・りえ子と柴犬のポン太のコメディ寄りのお散歩日常漫画。

りえ子・小2〜大2、ポン太・0歳〜12歳の散歩の思い出をランダムに。

第一話が第一話なので、第一印象でどうしてもりえ子とポン太のお別れを想起してセンチな気持ちになってしまいますが、第二話以降は普通にまぬけな日常もの。

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「今日のさんぽんた」3巻より(田岡りき/小学館)

めっちゃ普通に真剣に犬に話しかけるりえ子、人語を理解してモノローグでツッコミを入れるポン太。

一方通行な意思の疎通が生み出すコミュニケーションギャップの可笑しさ、ということになろうかと思いますけど、あんま難しいこと考えずに「んふふっ…」って不気味な笑いを漏らしながら読む漫画。

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「今日のさんぽんた」3巻より(田岡りき/小学館)

時系列が行ったり来たりしつつも最後はまあ決まっているので、新刊が出たからといって何か新しい展開があったり新事実が発覚したりするわけではないです。ド日常もの。

ああでも今巻は新キャラが2人ぐらい登場しましたね。

たびたび話題に上がってた幼馴染の同級生の「みっちゃん」も正式にお目見え。

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「今日のさんぽんた」3巻より(田岡りき/小学館)

この漫画すんげー好きなんですけど、「じゃあ何がおもろいねん」と問われると説明しづらいんですけど、寝床で就寝前にノンストレスでほのぼのと楽しく読める日常ギャグコメディとして主戦力です。

割りと繰り返し何回も読んでます。

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「今日のさんぽんた」3巻より(田岡りき/小学館)

すごいお気に入りの4コマ漫画を読んでる感覚に近いかもしんない。

この作品が好きと言うよりは、この作品を読んでいる時間が好き、とでもいうか。

就寝前の主戦力の一角として、早くもっと巻数が増えてほしい。

 

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