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#ザ・ファブル The second contact 1巻 評論(ネタバレ注意)

幻の殺し屋組織「ファブル」の天才殺し屋と相棒の女が、ボスの命令でほとぼり冷ましに大阪のヤクザの世話になりながら長期休暇がてら一般人の兄妹、アキラとヨウコに偽装して暮らすコメディ成分多めのハードボイルドもの。

伝説の殺し屋は不殺を貫いたまま事態を収拾し、街を去って第一部が完結、そして数ヶ月後ぐらいの続編。連載の完結時に予告されていた第二部の開始。

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「ザ・ファブル The second contact」1巻より(南勝久/講談社)

なんなんこの物騒なシェアハウス。

自分は今はこれと「ハコヅメ」(コミックDAYS)、「かぐや様」(ヤンジャン電書)だけは、有料で連載追っかけてます。

本当は日本を放浪しながらシティハンター的な人助けのロードムービー的な話になる予定だったっぽいですけど、

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「ザ・ファブル The second contact」1巻より(南勝久/講談社)

新型コロナウイルス禍の影響で取材がポシャり、「だったら作中にもウイルス禍の影響を反映しよう」ということになり、街を去った主人公たちは再び大阪の太平市に舞い戻ってくるハメに。

太平市の真黒組の面々やアザミとユーカリのキャラも気に入っていたので、それはそれで割りと嬉しかったり。

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「ザ・ファブル The second contact」1巻より(南勝久/講談社)

1巻ということで大したアクションシーンもなく、隣の大西市の紅白組との新たな抗争の火種が…という感じで、組織から放出されてフリーターになった主人公たち殺し屋組はまあダラダラと。

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「ザ・ファブル The second contact」1巻より(南勝久/講談社)

ヨウコが酒飲んでるだけの描写に何コマ使う気なんだよwww

売れた続編を無理やり嫌々描くんだったらちょっとヤだな、と第二部の予告をされた時から思ってたんですけど、今巻の前書きを見ても内容を見ても、作者が描きたいことがあってモチベーションも高いようなので、よかったよかった。

 

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