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あ、今日読んだ漫画

#空挺ドラゴンズ 12巻 評論(ネタバレ注意)

空飛ぶ龍を捕龍船(飛空艇)で狩る「龍捕り(おろちとり)」にまつわるファンタジー。狩った龍は解体して売ったり食ったりする。若干、風の谷の天空のなにか風味。

唐突に現れた、ヒロインの1人・ヴァニーの故国にまつわるエピソード。

故国の迎えの使者によって呼び戻されたヴァニーと、彼女を追った龍捕りの面々は、王国の泥沼の分断・内戦の元凶となった、駆除不能だった王宮に巣食う龍を退治。

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「空挺ドラゴンズ」12巻より(桑原太矩/講談社)

実は王家の生き残りだったヴァニーは内戦を終結させ、そして傷つき疲弊した故国を再び一つにまとめるため、国に残り王位を継ぐ決意をする。

龍捕りの仲間たちの反応は、そしてヴァニーの本心は果たして…

ということで、ヴァニーの故国の王国編が今巻で完結。

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「空挺ドラゴンズ」12巻より(桑原太矩/講談社)

前巻のヒキ以来、ヴァニーは国に残って新王となるのか、再び龍捕りの日々に復帰するのか、どちらを最終的に選択するのか、が焦点。

どうなったでしょうか。

ちょっと「ワンピース」のアラバスタ編ラストのビビの演説を思い出しますね。あれもう20年近く前なのか。

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「空挺ドラゴンズ」12巻より(桑原太矩/講談社)

漫画の演説シーンっていいですよね。こういうシーン、好きだわ。

どちらを選択してもヴァニーは誰かとお別れをしなければならないシチュエーション。

ちょっと切ない、良いエンディングでした。

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「空挺ドラゴンズ」12巻より(桑原太矩/講談社)

こういうコマも好きだわ。

元はと言えば、一同の乗艦たるクィン・ザザ号の修理で活動停止中から脇道に逸れまくった近巻でしたけど、ヒマしてるクルーの副業話を経て、ようやく話がクィン・ザザ号に戻ってきまして、

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「空挺ドラゴンズ」12巻より(桑原太矩/講談社)

修理・改修には新たなアイテムが必要そうで、なんかRPGゲーのクエストみたいになってきたな。まー楽しそうなw

 

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