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#紛争でしたら八田まで 8巻 評論(ネタバレ注意)

表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合がクライアントの依頼を受けて世界を股にかけて紛争を渡り歩き、地政学の知識と思考と調査能力と護身術で解決していく、美女!メガネ!インテリ!ハードボイルド!ワールドワイド!なかっけーお仕事もの。

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「紛争でしたら八田まで」8巻より(田素弘/講談社)

ぼっちでメガネで日系で手ぶらのココ・へクマティアル、という感じ。

下品な方の出羽守っぽいというか、ちょっと「ブラック・ラグーン」みたいな洋画吹き替えワールドな感じ。

前巻後半以来の八田の日本の地元を舞台にしたレディースチーム抗争の軍師編の続きから決着まで、

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「紛争でしたら八田まで」8巻より(田素弘/講談社)

興行で日本を訪れたプロレスラーたちの宗教事情を背景にした名探偵コナン編を完結まで、韓国を舞台に映画「パラサイト」人気にちょっと乗っかった珍しく企業へのコンサル編を完結まで。

「解決編は次巻で!」というヒキが多いイメージの作品ですけど、珍しくキリのいいところで8巻を締めました。

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「紛争でしたら八田まで」8巻より(田素弘/講談社)

ヒロイン・八田自身の過去や未来に深く関わることのない、通常お仕事回、という感じの巻。

ワールドワイドにエピソードが飛ぶ作品ですけど、今回は日本・日本・韓国と珍しく極東に集中してましたね。

全然作品の本質と関わりない話なんですけど、韓国の「兵役経験者同士の喧嘩」のシーン、オチも含めてちょっとカッコいいね。

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「紛争でしたら八田まで」8巻より(田素弘/講談社)

作品の本質という意味では、ヒロインの八田、生来の才能なのか育ちで培われたものなのか、どこの国に行っても現地の名物の食べ物を美味しそうに食べる描写が必ず差し込まれるの、象徴的ですよね。

学んで知って思考する前段階として、ある意味「チセイ」より大切な何かを象徴しているように思います。この前提が狂ってると学があってもアレ、な話が最近多い気がしますね。

「無学なんで作中で描かれる地政学の知識や思考に嘘書かれてもわからんわ」的なことを毎回感想に書いてたんですけど、今巻はご丁寧に巻末に地政学に関わるオススメ書籍をキュレーションしてくれてます。

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「紛争でしたら八田まで」8巻より(田素弘/講談社)

漫画ばっかり読んでるので、いい機会なんでまずは一冊、読んでみるかな。

ホントに読むかな俺?

 

 

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