

この表紙、サンデーサイレンス産駒縛りなんでしたっけか?
TVアニメにソシャゲにと大ヒット中のウマ娘の商業アンソロジーコミック。
の3巻。
計12人の漫画家さんによる11編+表紙イラスト。
ということでお品書き。

「ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR」3巻より(Cygames/星海社/講談社)
表紙のtoi8先生はなんかペンネームに見覚えあるな、と思ったら、作品を買って読んで記事にまでしてました。
aqm.hatenablog.jp
「惑星さんぽ」、中々オススメな本でした。

「ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR」3巻より(夜ふかし気味/Cygames/星海社/講談社)
アンソロも3冊目ともなると、作家の先生方もだいぶこなれてきた感じしますね。
それに合わせて内容もギャグコメ系が大半を占めるようになった気もします。
ウマ娘がメジャーになって実装キャラが増えてそのキャラクターが把握されてきたことによって「ネタ元」が当初より豊富になったのと、

「ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR」3巻より(小野ミサオ/Cygames/星海社/講談社)
「お約束」「定番」のネタも固まってきて作家がそれを逆手に取ったり応用したりしてネタを創り出す、みたいなフェーズに入ったような、言い過ぎなような。
個人的には前巻までだと小野ミサオ先生のページが特に好きでしたけど、

「ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR」3巻より(ポン/Cygames/星海社/講談社)
今巻はポン先生も楽しいエピソード多かったです。
あとは鮭乃らるかん先生の「ゴルシ×ルドルフ」「ジョーダン×ルドルフ」の珍しい組み合わせが新鮮だった。

「ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR」3巻より(鮭乃らるかん/Cygames/星海社/講談社)
なんだこりゃ。
ダーク先生の「パーマー&ヘリオス×マルゼン」の新旧ギャル3人組もそうですけど、本編であまり絡みのないキャラ同士の組み合わせの化学反応は二次創作の醍醐味ですね。

「ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミック STAR」3巻より(だーく/Cygames/星海社/講談社)
パーマーとヘリオスの喋りもすぐに風化して死語になっていくんだぞ…あっという間なんだぞ…
あとは強いて難を言えば、新しいキャラにスポットが当たった分、初期キャラのネイチャ成分が全体的に薄かったように思います。
次巻ではもっとネイチャ描いて。
なんだったらネイチャオンリーアンソロ出して。
aqm.hatenablog.jp