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#猫と竜 5巻 評論(ネタバレ注意)

親を喪い、卵から孵化した瞬間から、言葉と魔法を操る「森にすむ猫」(ケットシー)の子猫たちと一緒に母猫に育てられた竜。

自らを猫だと思い込んで育ち、長じて空を駆け火を吹き人間から「皇竜」と恐れられる存在となっても、その恩返しに猫の子孫たちの親代わりに狩りと魔法を教えその守護者を務めていた。

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「猫と竜」5巻より(佐々木泉/アマラ/マンガボックス)

ある日、森の猫を害したことからかつて竜が罰を与えた人間の王国に、森で育った猫の1匹がきまぐれで訪れ、幼い王子と親交を持つ。

猫の身を案じた竜は、再び人間の街に降り立つ…

で始まるファンタジーもの。もとは「なろう」小説、のコミカライズとのことです

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「猫と竜」5巻より(佐々木泉/アマラ/マンガボックス)

竜と猫と人と魔法にまつわる、少し哀しく、とても優しいファンタジー作品。

森で猫に育てられ長じて恩返しに猫を育て続ける竜。竜に育てられた猫は長じて世界各地へ。ある者は人の冒険者たちを見守り、ある者は人の勇者の師匠となり、ある者は人の王の良き友人となり、ある者は再び森の土に還る。

そういうお話。

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「猫と竜」5巻より(佐々木泉/アマラ/マンガボックス)

野生の天才少女と保護者代わりの猫の魔法学校入学。

森の猫たちの暴れグマ退治。

猫をお供に冒険者として放浪する王子の新しいミッションと新しい剣。

森の猫に育てられたレッドドラゴンとグレーターデーモンの「母の日」。

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「猫と竜」5巻より(佐々木泉/アマラ/マンガボックス)

猫・竜・人・その他も含めて性善説な交わりと営みを描いた、今巻も相変わらずほのぼの可愛らしいエピソード群。

一応、短話完結ですけど、過去エピソードの主人公たちの新しいエピソード、という感じで、同一世界観で複数の主人公がいるような形態に。

不満だった電子書籍化の遅さも、気がついたら紙書籍の既刊に猛追してますね。既刊で電子化まだなのはあと一冊? 正月見た時は確か5巻は電子化されてなかったはずなんですけど。

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「猫と竜」5巻より(佐々木泉/アマラ/マンガボックス)

特にもう、文句言うところがなくなってしまったw 続巻楽しみにしてます。

 

猫と竜 (5)

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