親が蒸発、借金とともに残された可愛い顔の男子高校生・実が、マンションの隣の部屋の氏名不詳・職業不詳のクレイジーサイコ巨乳美人のお姉さんに養われる話。実が好きすぎて少し頭がおかしいのが7割とどこからか無尽蔵に金が出てくるのが2割以外は基本的に天然おっとりお姉さんなので微笑ましく読める癒し系。
短く読みやすくくだらなく楽しく毎回4ページをハイテンションな全力疾走で駆け抜けて黄金のワンパターンをゴリ押ししてくる日常バカコメ。
作りとしては昭和テイストのドタバタ系のボケに対して平成・令和のツッコミが入る面白さ、と言う感じ…
でしたが、
とうとう実くんと詩織さん、お付き合いすることになりました。
マンションのお隣さんが監視癖のある警察官夫婦一家なので条例的なアレには配慮しつつも、付き合いたての初々しいカップルに。
毎巻毎巻、毎回毎回、ずーっと同じようなことをやってるラブコメだなあ、と思いながら読んできたんですが、気がつけば進展してたんですねえ…というのと、いや1巻の第1話のあの状況からここまで漕ぎ着けるのに11冊300話以上かかったのかよ…という、相反する二つの感慨がありますねw
今巻はついにというか、ようやくというか、お姉さんの職業と無限に湧いてくる資金源も判明します。
お付き合いが始まっても、くだらなくてハイテンションで狂気じみてるのは相変わらずながら、実くんの大学受験も近づいてきて、作品のゴール、「男子高校生を養いたいお姉さんの話」ではなくなってしまう時間もいよいよ迫ってきました。
なんか昭和歌謡っぽい、いいタイトルw
残るはあと1冊か、あと2冊か。
1巻を読んだのが2018年の8月だったので、もう3年半になりますか。
マジか…終わるのか…既にちょっと寂しいんだが…
aqm.hatenablog.jp
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