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#だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん! 4巻 評論(ネタバレ注意)

両親の離婚で母と一緒に、高校入学を機に豊橋に越してきた国元ほのか。馴染めずにいたところボランティア部の吉田ちぎりに勧誘され入部。安曇潤との3人部活に、名古屋出身のクラスメイト矢越奈々を加えて、ディープな豊橋カルチャーに染まっていく。

作者は豊橋生まれの豊橋育ちの豊橋在住だそうです。グルメと歴史と地域間の意地の張り合いが楽しいザ・ご当地4コマ漫画。

『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』4巻より(佐野妙/竹書房)

「キャラもの」よりも「ご当地」要素が強めの作品で、ほぼ全ての4コマに丁寧に豊橋ネタを織り込んでいくスタイル。

ちょっと教科書・資料的というか、NHKの教育テレビ(今はEテレって言うんでしたっけ)っぽさがあります。

『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』4巻より(佐野妙/竹書房)

市の公式広報漫画と言われても信じちゃうレベル(今のご時世だと「自治体の公式コンテンツが女子高生」というのは「またか」と批判される向きもあるかもしれませんが)の、毒のない安全・穏当な人を傷つけないコメディというか、他愛無く優しいネタがほとんど。

『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』4巻より(佐野妙/竹書房)

「キャベツの花言葉は『利益』」の誰かに教えたくなる感は異常。

自分は豊橋に行ったことがなく、豊橋に関する知識はほぼ100%この漫画から摂取しているんですが、なんか「TVでたまに見る外国の街」的な「漫画に登場する街」感が高まっていきますね。

実際に豊橋を訪れることがあったら、感動すると言うよりは「え…豊橋って…実在…?」って脳がバグりそう。

『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』4巻より(佐野妙/竹書房)

ライバル多いなwww

こういうのを「Think Globally,Act Locally」って言うんです、か?

 

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