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#クプルムの花嫁 3巻 評論(ネタバレ注意)

新潟県 燕三条。

モノづくりの職人の町で暮らすギャルで大学生・しいな(18♀)は、幼い頃から入り浸っている近所の銅器職人の工房の跡取り、幼馴染の修(20♂)にプロポーズされ、しいなの大学卒業を待って結婚するべく、婚約することに。

『クプルムの花嫁』3巻より(namo/KADOKAWA)

こわーい職人気質のジジババ、夏は暑く冬は寒い銅器職人の工房で、しいなは上手くやっていけるのか。

仏頂面で職人気質の男子と、無邪気で感情の起伏が豊かなギャルの、可愛らしい日常ラブコメ。

コロナ禍でご苦労されながらも取材に熱心な作者さんで、グルメも含めてご当地ネタも豊富。

『クプルムの花嫁』3巻より(namo/KADOKAWA)

今巻は日常話の他、しいなと修の同棲開始、修に女子高生の押しかけ弟子登場、しいなの番頭修行開始、などなど。多事ですが多難ではない一冊。

普通の業界ものなら「素人目線」の初心者として見聞する役のはずのヒロインが職人志望じゃない分、銅器職人の技術要素の受け止め役がいなかったところに、押しかけ弟子がピタッとハマった感じ。

相変わらず「ヒロイン可愛い」イチャラブで商品として保っちゃってるところはありますけど、

『クプルムの花嫁』3巻より(namo/KADOKAWA)

なんだこりゃ可愛いな。

ちょっとずつ「細うで繁盛記」っぽさも。

あんまり漫画のキャラとしてのルックス上「ギャル」としての記号は1巻以来、そんなに強くないながら「ギャル」として設定・公称されているヒロインで、読んでて「?」と思わなくもなかったんですけど、

『クプルムの花嫁』3巻より(namo/KADOKAWA)

多くの漫画でギャルに求められる「旧弊の円満な打破」の仕事を今巻からきっちりこなすしいな。

あー、なるほど、っていう。数十年後には婆ちゃんに負けず劣らぬ遣り手の番頭さんになってそうですね。

『クプルムの花嫁』3巻より(namo/KADOKAWA)

爺ちゃん婆ちゃんの若い頃の番外エピソードも微笑ましくて良いです。

 

 

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