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#かげきしょうじょ!! 13巻 評論(ネタバレ注意)

AKB的なグループで総選挙13位ながら握手会でファンに「キモチワルイ」つって炎上、追放されるように卒業した元アイドル、無表情クールで人嫌いの愛。

すみれの花咲く頃、宝塚的な歌劇団に付属する養成機関・音楽学校への入学を果たし、そこで出会ったのは長身と強い体幹を持ち天然で天真爛漫で天才肌の少女・さらさ。

「かげきしょうじょ!!」13巻より(斉木久美子/白泉社)

10代半ばで人生を自分の意思で歌劇に投じた"強い"女の子たちの、清く正しく美しく、熱くてシビアな楽しい青春。

さらさたち100期生も最終学年である本科生(2年生)となり、新入生(予科生)の101期生も入学し、迎えた夏。

戦後の紅華歌劇団の連ドラ化、爺ちゃん先生の歴史の授業、そして100期生の最後の夏休み。

「かげきしょうじょ!!」13巻より(斉木久美子/白泉社)

昨年と同じく、さらさと愛は揃って東京に帰省し、最後の夏休みも共に過ごすが…

ということで夏休みの実家編、再び。

ちなみに、今巻も巻末恒例の短編エピソードはなしでした。

結構、今巻の中で「最後の夏」「最後の休暇」「こうして居られるのもあと僅か」と繰り返し語られます。

「かげきしょうじょ!!」13巻より(斉木久美子/白泉社)

卒業したら終わるんかな、この漫画?

100期生の卒業までで巻数も中々いいところまで出るし、「しょうじょ」じゃなくなっちゃうし、というのものそうなんですけど、特にさらさが紅華歌劇団の団員になって、下積みというか、平団員からNo.2までを演ってる姿があんま想像つかないですよね。

「かげきしょうじょ!!」13巻より(斉木久美子/白泉社)

エピローグでいきなり「そしてX年後…」とかでNo.1になってる場面に飛びそうな気が。

開始が2012年だから、もう10年以上やってんのかー…一昨年TVアニメ化もしたしねえ…

という。さらさの母親がついに登場しちゃったのも、「エピソード・ゼロ」やっちゃうのか感ありますよね。

「かげきしょうじょ!!」13巻より(斉木久美子/白泉社)

こちらとしては、団員編まで引き続きやっていただいても全然構いませんが、いずれにせよ、年に2冊弱のペースなんでまだ終わる心配するのは数年早いか。

 

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