一年戦争後期、地球連邦軍のV計画が進行し、ジオン軍の幹部ガルマ・ザビが戦死する頃。
北米にキシリア配下の秘匿MS部隊、女性だけで構成される特務小隊、通称「ノイジー・フェアリー」が配置されていた…
という、ガンダム・宇宙世紀・一年戦争の世界観に、日常系の美少女動物園を放り込んだような作品。
「美少女ガンダム」というより「美少女ジオン軍」という感じ。
少女中心の女だけで構成されたMS小隊に合理的な必然性がないとか、戦争が部活みたいに軽いとか、一年戦争時のガンダムの個体数がまた増えたよとか、不満点もいろいろあるんですけど、MS戦闘の作画が良いとか、オリジナル『ガンダム』との同時代性による関連とか美点もあって、評価保留中、というところ。
軽いノリで美少女だらけ、って『ZZ』もまあ…みたいな。
ガンダムスピンオフはハズレ多すぎて、ハズレにイチイチ目くじら立ててもしょうがねえってのと、まだハズレと決まったわけじゃなく「保留」で留まってるだけでたいしたもんな気がする、というのもあります。
はい、というわけで2巻ですけど、ノイジーフェアリー小隊メンバーの過去回想による掘り下げと、トラウマ超克回。
フラナガン機関の名前が出ると、幕末・明治ものに「元 新撰組」みたいな、ギュッと緊張感が高まるというか精神的に物騒な感じになりますね。
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ガンダム・スピンオフの「便利な人材輩出元」というか、近年、「フラナガン機関出身」のキャラが増加傾向ですね。
以下、クッソネタバレリンク有り。
そもそもこのコミカライズ、『ガンダム』のスピンオフというよりは、『バトルオペレーション』シリーズのコミカライズ、スピンオフという面が強いっぽいので、『バトルオペレーション』シリーズに触れてきてない自分には、漫画だけではその魅力が十分理解できていないだろう、というのもあります。
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「ペイルライダー」は『ガンエボ』に登場したりと、最近よく名前を聞きますね。
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RX-80系列で、ガンダムとジムの中間?みたいな扱いなんかな。んで派生種がめっちゃいっぱい居る感じ?
機種が増えるのはまあ、オリジナルの希少性が損なわれて云々思うとこもあるんですけど、『1st』からの伝統なんで今さら文句言うのもな…
ゲーム原作なんでぶっちゃけpixiv大百科に「ノイジー・フェアリー隊」の項目もあってくっそネタバレなんですけど、
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基本「一年戦争」って大河なんで、わけわからんまま読むより、ネタバレ読んだ方が「どう描かれるのか楽しみ」になったりしますよね。
ネタバレ読んだ限り自分の好きなタイプのエピソードなので、原作ゲームに触れてないこともあって、自分はこのコミカライズは最後までたぶん読むかなと思ってます。
あー、確かにこれは、コミカライズしたくなるわ。
序盤の軽いノリからシリアスな終盤へ、って展開、やっぱ『ZZ』が雰囲気近い感じなんかな。
aqm.hatenablog.jp
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