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#妄想先生 2巻 評論(ネタバレ注意)

色咲桃子(26)は高校の英語教師で2年4組の担任。

男女関係に初心で、男子中学生のようにエロ妄想癖が強い彼女の脳内では、英語の授業の質問をしてくる男子生徒は自分の肉体目当て、副顧問を務める男子バスケ部の生徒たちは自分の肉体目当て、問題を起こし赤点を取って補習を受ける不良(?)は自分の肉体目当て、およそすべての男子生徒が全員、自分の肉体目当てに見えていた。

『妄想先生』2巻より(ゆずチリ/新潮社)

エロのことしか考えていないに決まっている思春期の高校生たち(※桃子先生目線)を立派な人間に教育すべく、桃子先生は今日もがんばるのだった。

という、出オチの一発ネタの妄想すれ違いコメディ。

一話につき6〜8ページ程度のほぼショートショートな軽めの漫画。

『妄想先生』2巻より(ゆずチリ/新潮社)

ビジュアルはキュートでセクシーな桃子先生の、スポーツ新聞の四面(エロ)記事のようにベタでオヤジっぽいエロ妄想の馬鹿馬鹿しさとバリエーション、独り相撲なノリツッコミの可笑しみ、というところ。

馬鹿馬鹿しくて可愛くてちょっとだけエッチ。

萌え&ちょいエロであることを除けば、軽くてちょっと笑える、ノリとしては新聞の4コマに近いです。

『妄想先生』2巻より(ゆずチリ/新潮社)

今巻は、生徒からのラブレター(妄想)、痴漢電車から女子生徒を守れ(妄想)、水着回・夏の海は危険がいっぱい(妄想)、女子生徒の動画配信は危険がいっぱい(妄想)、英語の教科書に出てくるエミリーが性的すぎる(妄想)、男女の幼馴染は危険がいっぱい(妄想)、除霊の儀式にも危険がいっぱい(妄想)、酒乱には危険がいっぱい(現実)、奥手女子には危険がいっぱい(妄想)、オタク男子には危険がいっぱい(妄想)、体育祭には危険がいっぱい(妄想)、などなど。

『妄想先生』2巻より(ゆずチリ/新潮社)

基本的にほぼ全部「この世のすべては危険が危ない(妄想)」です。

妄想ばっかだな。タイトル『妄想先生』だもんな。

今巻も、くだらないギャグコメとエロかわいいお色気ショットで気楽に楽しみましょう。

英語の教科書に出てくるエミリーでエロ妄想するやついいな。

『妄想先生』2巻より(ゆずチリ/新潮社)

『ウィッチウォッチ』といい、なんか英語教科書キャラはギャグコメと相性いいなあw

 

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