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#バトゥーキ 15巻 評論(ネタバレ注意)

女子中学生・三條一里はブラジル・マフィアの現ボスの落とし胤だったが、本人はそのことを知らず、組織の末端構成員の夫婦に日本で育てられた。

『バトゥーキ』15巻より(迫稔雄/集英社)

組織構成員B・Jは組織の跡目争いに一里を参加させるべく、育ての両親を誘拐。

同じ頃、カポエイラ(カポエラ)と出会い夢中になった一里は、両親を人質にとったB・Jの脅迫と指示により、高校生となって以降もカポエイラの腕を磨き、B・Jが充てがう強者たちを相手に実戦を重ねていく。

『バトゥーキ』15巻より(迫稔雄/集英社)

一里が自らの意志で戦いたいと思った強者、次の対戦相手は人気動画配信者で総合格闘家の遊佐春麻。

一里組は、強者だったらカポエリスタ以外でも誰でも乱入アリのオープンホーダ"ニーニョ・ジ・バンバ(猛者の巣)"を開催し遊佐を誘う。

今巻で「VS遊佐」編が決着。

『バトゥーキ』15巻より(迫稔雄/集英社)

そう長い描写ではないながら、カポエイラとMMAの異種格闘技漫画として、その差異を浮き彫りにしつつ密度の濃い圧巻のパフォーマンスが交差する闘い。

それ以上に、エンターテイナーでありながらハングリーをバネに強者と戦い己の渇きを癒す、純粋に格闘家としてのモチベーションで戦う遊佐に対し、

『バトゥーキ』15巻より(迫稔雄/集英社)

一里をはじめとする「一里組」の面々の動機が支配・抑圧・束縛に抵抗し解放と自由を求める、正にカポエイラ的な精神性による戦いであることがくっきり描き分けられます。

並行して物語は再び進行予定がぶっ壊され、ブラジル・マフィアの跡目争いのバトルロイヤル?に突入。

台風の目である一里が居る、日本を舞台にして。

『バトゥーキ』15巻より(迫稔雄/集英社)

ん な こ た ブ ラ ジ ル で や れ w

ここまで「カポエイラvs何か」の異種格闘技戦で展開されてきましたが、ブラジル・マフィア同士、血族同士が相争う展開になっていくなら、バトルも「カポエイラvsカポエイラ」にシフトしていくんでしょうか?

 

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