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#ぶんぶくティーポット+ 7巻 評論(ネタバレ注意)

わーい、校長先生が表紙だー! 校長先生大好き!

4~6コマの変則ページ、フルカラーで絵本みたい。

人間に化けて暮らすのたぬき一家、主人公はたぬき妹"ふみ"になろうかと思います。ふみの友達のキツネ女子、ネコ女子、コウモリ女子との学園生活など。

『ぶんぶくティーポット+』7巻より (森長あやみ/まんだらけ)

まんだらけ刊という変わり種。

Amazonの商品登録が当初、紙書籍版が4/28(金)、kindle版が5/5(金)だったんですが、いつの間にか4/28(金)同時発売に変更になってました。

理由や経緯はよくわかんないけど、どうあれ自分はkindle派なので、ありがてえありがてえ。

『ぶんぶくティーポット+』7巻より (森長あやみ/まんだらけ)

そうはならんやろ…

作画担当とネーム担当のコンビによるペンネームだそうなんですけど、絵がおしゃれで可愛くて、でもネタが絵の可愛さに甘えずにゆるくてシュール、たまに哲学、大喜利っぽいネタも。打率も高いけど長打も多い。

一見ファンシーっぽい絵ヅラですけど「毒入りファンシー」というか、売り文句みたら「キュート&ブラック」って書いてて「上手いこと言うなあ」と言う感じ。

『ぶんぶくティーポット+』7巻より (森長あやみ/まんだらけ)

ネタの発想の飛び方とキレは相変わらずですが、キャラものとして見ると女子高生の非日常な日常コメディなはずなのに、気がついたら女子高生ヒロインの母親・あやさんが一番可愛いという、珍妙な美少女日常ものにw

あやさん、ぶっ飛んだ性格にデウス・エクス・マキナな能力に一番可愛いルックスと、なんか「子どもを産んだ涼宮ハルヒ」に見えてきた…

『ぶんぶくティーポット+』7巻より (森長あやみ/まんだらけ)

「キョン、AVを撮るわよ!」じゃないんだから…w

カワウソ先生もキョンみたいなヤレヤレ系ツンデレなリアクションしてんじゃないよw

トラブルメーカーな性格、デウス・エクス・マキナな能力、コメディリリーフというか「起承転結」の「承」以外を一人でやれちゃうキャラで、作者もあやさんを便利に使ってるなというw

テイストをコメディ基調に絞りつつも、日常要素に加えて時世を取り込んだ社会風刺、シュール・リアリズム、ファンタジー、SF者としての素養もアリ、と

『ぶんぶくティーポット+』7巻より (森長あやみ/まんだらけ)

なんというかトキワ荘作家じみた古き良き万能漫画家感ありますよね。毒入りのw

今巻も結構な御点前で。

 

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