#AQM

あ、今日読んだ漫画

#チェンソーマン 15巻 評論(ネタバレ注意)

父親の借金を背負って臓器を売りながら生き延びてきた野良犬少年デンジ。

悪魔ポチタとコンビを組んでヤクザの下で搾取されながら悪魔狩りを営むも、ヤクザが悪魔に乗っ取られ絶体絶命のピンチ。

ポチタと融合してヤクザを皆殺しにしたデンジは、チェーンソーの悪魔として美少女・マキマにスカウトされ、美少女魔人・パワーと組んで公安デビルハンターとして悪魔と戦う。

『チェンソーマン』15巻より(藤本タツキ/集英社)

悪魔との戦いを通じて知己や友人を得て、そして喪って、裏で全ての糸を引いていたマキマをすら打倒して、あれほど渇望した愛をささやかながら与える側になったデンジ。

第一部・完。

作者の数本の読み切りを挟んで約1年半ぶりの連載再開、第二部開始。同じ世界観で新キャラを主人公のように扱って、従来の主人公のデンジをはじめ旧作のキャラが登場しない導入、からの満を持してのデンジ登場。

『チェンソーマン』15巻より(藤本タツキ/集英社)

「親方、空に女の子が落ちていく!」

旧作の「支配の悪魔」に匹敵するぐらい大仰で強そうな「戦争の悪魔」、そのラスボス(に乗っ取られた少女)・アサ視点で進行する物語。

人間側の「悪魔は退治されるべき」という視点で言えば「戦争の悪魔」ヨルがラスボスですが、ヨルと憑依されたアサの視点で言えばチェンソーマンがラスボス。

『チェンソーマン』15巻より(藤本タツキ/集英社)

なんですが、ダブル主人公(=ダブルラスボス)同士がお互いずっとトンチキに迷走し続けていて、人が死に血が流れ重要そうなキャラが登場し人類の存亡すらかかってるっぽい切迫感はあるのに、緊張感はまるでない謎の展開にw

第一部とはまた別の意味で「一体なにを読まされているんだ」というw

『チェンソーマン』15巻より(藤本タツキ/集英社)

2人いたりバイクに乗ったり、『仮面ライダー』リスペクトみたいだなw

今巻はボリューム的には「落下の悪魔」とからの逃避行・バトルがメインで描かれますが、「デンジを助ける黒服?学生服?」「2人目のチェンソーマン」「飢餓を操る者」などちょいちょい細かい伏線も入りつつ、なによりチェンソーマン(デンジ)とアサが相互に生命を救うなど、ドサクサで人間関係が進展してます。

マキマの生まれ変わり、「支配の悪魔」ナユタも引き続き登場。

『チェンソーマン』15巻より(藤本タツキ/集英社)

空中を落ちながら少女に「生きろ」と説得する少年、

[第127話]チェンソーマン 第二部 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+

こんな時カミーユはフォウに自分の過去の思い出を語ったけどチェンソーマンは自分の未来の夢を語るんだなと パーソナリティや時代性が違うというより「相手に欠けているものを赤裸々に」で実は共通してるんだろうか

2023/04/19 00:18

b.hatena.ne.jpオマージュの多い作家だし、扱っているテーマも似ているので『Z』や『エヴァ』で観たような気がするデジャヴがよく起こります。カミーユもデンジも必死で、グッとくるわ。

『チェンソーマン』15巻より(藤本タツキ/集英社)

『ヤニねこ』みたいな言われようの主人公だなw

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パワーだっ〜て〜 デンジだって〜 ヤニねこだっ〜て〜。

 

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