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#転生したらスライムだった件 25巻 評論(ネタバレ注意)

「なろう系の異世界転生もの」の中で商業的にトップクラスの成功を収め人気を博している作品。

サラリーマン(37)が刺されて死んで異世界に転生したらスライムだったけど、付与された特殊能力で強力な魔物スキルをガンガン吸収してスライムにして最強、人型にも顕現可能に。

『転生したらスライムだった件』25巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

リムルを名乗り、多くの魔物を配下にジュラの森の盟主となり「魔国連邦」を建国。

魔王に覚醒したリムルのもと、既存の複数の魔王国家勢力、人間国家勢力、宗教勢力との武力紛争も魔国連邦が勝利、もしくは和解する形でひと段落、人間・亜人・魔王、それぞれの列強に新興国として認められ、外交チャネルをオープン。

魔国連邦の諸国に向けたお披露目と式典外交を兼ねた「開国祭」の開催。

『転生したらスライムだった件』25巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

前夜祭のレセプションパーティ、そして開国祭の本番当日。

これまで登場した列強各国の王族・貴族、国家元首級のネームドキャラが一堂に介しての壮麗な宴。

バトルもの少年漫画の華はなんといってもバトル展開で、外交描写はその裏で「地味なパート」とされがちなんですけど、地味なパートが華やか。

『転生したらスライムだった件』25巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

ちょっとした『美味しんぼ』展開というか、頑固なわからず屋も工夫と心をこめた料理でわかり合える展開にw

その他、バトルもの・戦争ものの外交は「軍事交流(同盟)or敵対」「経済交流」に主眼が置かれて「その他」が省略されがちなところ、食文化・芸術・学術・技術・人事など、多岐にわたる外交を一通り描写。

『転生したらスライムだった件』25巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

ちょっといろいろ順風満帆・盤石すぎたり、他国に誇る技能や才能や成果が「突然都合よく現れ」すぎるキライはあるものの、「バトルもの」「戦争もの」というより「建国ファンタジー」という色が濃くなってきて、「上手くいってる時のシミュレーションゲームのワクワク感」みたいで読んでて楽しいですねw

巻の後半からはお待ちかね、開国祭のメインコンテンツの一つ、武闘大会が開幕。

『転生したらスライムだった件』25巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

未だに読者にも真価が見えない勇者マサユキの真の力が…相変わらずよくわかんねえなコレw

野次馬的には勇者マサユキvs魔王リムルのエキシビジョンが見られた方が面白そうですけど、どうすんでしょねコレ。

あと魔導王朝の天帝サリオンも異例の来訪ながらその目的が描かれていないのと、経済面でちょっかい掛けられている件がどうオチがつくのか、というところで次巻に続く。

『転生したらスライムだった件』25巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社)

開国祭が象徴する西方諸国の大同盟が、ストーリー全体の中でどういう役割を負うんでしょうかね。世界統一を目指す感じになるんかしらん。

 

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