
宇宙を股にかけて版図を広げるアザトス帝国。

『カワイスギクライシス』8巻より(城戸みつる/集英社)
その辺境調査・侵略を任務とする宇宙船が地球に接近。凄腕美少女エージェントのリザは先遣調査員として地球に潜入、帝国の地球への対応を決定づけるべく調査を開始。
人類の文化レベルを調査すべく入った飲食店「猫カフェ」で、この世のものとは思えない生物と遭遇してしまう…
という、猫を知らない宇宙人が地球で猫に出会ってメロメロになる話。

『カワイスギクライシス』8巻より(城戸みつる/集英社)
宇宙のペットはあんま可愛くないらしく、猫の可愛さへの耐性ゼロの彼女たちが繰り広げるドタバタコメディ。
猫を通じて地球人の友人が増えたり、母船から追加のエージェントが派遣されたりするけど、基本的に猫・犬・ハムスターなど地球の生物のモフモフな愛らしさに悶絶してるだけの漫画。

『カワイスギクライシス』8巻より(城戸みつる/集英社)
ジャンルは「馬鹿馬鹿し可愛い面白い」。
「狂騒」という言葉がぴったりのにぎやかなドタバタギャグコメ。
割りと出オチな作品なんですけど、動物の可愛さに対する狂気じみたリアクションをベースに、
・登場する動物を増やす
・動物の可愛さに悶絶するキャラを増やす
・動画サイト、SNS、近所付き合い、動物の誕生日、海水浴お出かけ、などの動物飼育におけるシチュを増やす
・スペースオペラっぽい設定に沿ったSFシチュを増やす

『カワイスギクライシス』8巻より(城戸みつる/集英社)
などなどの要素追加とその組み合わせで延々面白いです。
今巻、読んでるこっちの体調やメンタルの問題なのかなんなのか、いつにも増して、やたらキレキレで面白かったように感じたのはなんだろうw
動物の可愛さに悶えて絶叫・発狂・阿鼻叫喚、が基本パターンのギャグコメですけど、一歩引いて冷静になったりメタ視したり、なのに狂気じみてて、緩急なんですかね。

『カワイスギクライシス』8巻より(城戸みつる/集英社)
明日もっかい読んでみたら印象変わるのか、次巻を読んでも同じように面白いのか、「戦いの中で成長している」的なやつなのか。
ギャグコメって描いてる方も読んでる方も、中弛みというか、パターン飽きやシュール酔いでだんだん面白いんだかなんだかよくわかんなくなっていくことが多い中、

『カワイスギクライシス』8巻より(城戸みつる/集英社)
8巻なんて中途半端な巻数で「いつにも増して、やたらキレキレで面白かった」なんて珍しい。
aqm.hatenablog.jp