#AQM

あ、今日読んだ漫画

#刷ったもんだ! 11巻 評論(ネタバレ注意)

元ヤンキーな青春を送り、SNSで漫画クラスタに入り浸る漫画好きの真白悠(♀)は中小企業の虹原印刷(株)に就職。

『刷ったもんだ!』11巻より(染谷みのる/講談社)

企画デザイン課に配属され、印刷物のデザイン、データ作成・出力、校正を担当。担当する仕事は選挙のチラシからエロ同人誌までなんでもあり。

という印刷会社のお仕事日常漫画。

取材もしてんでしょうけど、1巻巻末の「Special Thanks」に「元勤め先の皆さま」とあり、作者が経験者なんですね。「NEW GAME!」と同じパターン。

『刷ったもんだ!』11巻より(染谷みのる/講談社)

人の生き死にに関わらない、世界も救わない、地味で実直ですけど、ウェルメイドなお仕事もの。

ラブコメ要素、元ヤン・姉御肌・武闘派の不器用女子の淡い恋も、とても可愛らしいw

前巻、「飛び道具」というか、ステレオタイプの「スカッとジャパン」的なトラブルメーカーで話を回すエピソードが多かった印象ですが、今巻は

『刷ったもんだ!』11巻より(染谷みのる/講談社)

・社内の女子LINEグループに疲れた話

・偉いさんが仕事と半端に繋がった草野球の「案件」を急に持ってくる野球回

・葉田さんの課長昇進お祝い飲み会

・気が重い、離れた実家からのトラブル連絡

『刷ったもんだ!』11巻より(染谷みのる/講談社)

・超イケメンで縦社会に超適応してるけど微妙にドジな新人男子と、指導に悩む先輩男子

と、トラブルメーカーがまったくいないわけじゃないけど、誰が悪いというわけでもなく…という、社会人あるあるというか、身につまされる匙加減。

自分も郷里を離れてあんまり帰省とかしないので、真白の「ズーン…」っていう罪悪感?後ろめたさ?憂鬱感?刺さるわぁ…

『刷ったもんだ!』11巻より(染谷みのる/講談社)

「旧弊的な組織や人間関係やトラブルメーカーが許せない!」

と一方的に他人に怒りをぶつけられるほど、自分が完璧なわけじゃない、その自覚もないわけじゃないんですよねえ…

と、観に覚えにちょっと凹んで身につまされつつも、基本的に性善説というかハッピーエンド志向というか、エンタメしつつも読んで「そうだな…自分もがんばろう…」と思える匙加減。

『刷ったもんだ!』11巻より(染谷みのる/講談社)

とりあえず、イケメン新人くんがいい奴なのと、真白の見合い話とかになんなくてよかったわw

 

aqm.hatenablog.jp