#AQM

あ、今日読んだ漫画

#堕天使論 3巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

親の海外赴任でマンションで一人暮らしの、平凡な男子高校生がベランダから外を眺めていた眼前で、空から美少女が落ちてきた。

『堕天使論』3巻より(くろは/集英社)

そのまま落ちていった。

彼女は天界において、人間の良さを理解できない故に愛することができず、それ故に堕天ポイントのスタンプが溜まって追放された、堕天使だった。

神の温情と計らいにより、都合の良い設定の男子高校生の部屋に住民票を登録された彼女は、初めて受肉し肉体を与えられ、人間を愛し天使としての本分を取り戻すことによる、天界への復帰を誓うのだった。

全裸で。

『堕天使論』3巻より(くろは/集英社)

という、ジャンプSQ連載の美少女オバQもの。祝福あれ。

美少女オバQは日常コメディが中心ですが、

「(主に外の世界の)どこから来たか」

「(なにしに)なぜ来たか」

で話の縦軸が変わります。

『堕天使論』3巻より(くろは/集英社)

今回の美少女オバQヒロインに持たされたのは、「天界から追放されて」、「肉の体を持つ人間の愛を理解」し、「愛を知って天界に復帰」したいという特性と動機。

精神的な概念の存在だった「天使」が初めて肉体を与えられ、その肉体が感じる便利・不便利と快・不快とを体験することで、「人間の肉体と精神が不可分である」側面をコメディ漫画で浮き彫りにしよう、という試みにもなっています。

『堕天使論』3巻より(くろは/集英社)

今巻で完結。

ジャンプSQの連載で読んでいたので知ってはいたんですが、勝手にもっと長いおつきあいになるつもりでいたので、終わってしまったのが寂しいです。

自分はずっと面白いと思ってたので、全然予兆を感じることもなく、日常回の次の回でストンっと1話で終わりました。

『堕天使論』3巻より(くろは/集英社)

おそらく多くの読者が

「最終回、きっとこういう展開になるんだろうな」

と想像していたであろう、そして作者もあらかじめ決めていたであろう、王道の最終回。

今巻も最後まで面白かったし、作品としても綺麗に終わったと思います、思いますが、

『堕天使論』3巻より(くろは/集英社)

もっと読みたかったなぁああああああ。

次っ回作!次っ回作!

 

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