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あ、今日読んだ漫画

#アオのハコ 15巻 評論(ネタバレ注意)

週刊少年ジャンプ、本誌連載の青春恋愛漫画。

『アオのハコ』15巻より(三浦糀/集英社)

中高一貫校、バドミントン部の1年のホープ・大喜(♂)と、同じ体育館で練習する女子バスケ部の2年で学校のアイドルで大喜の憧れである千夏先輩(♀)。

部活違い・学年違いながら、早朝自主練で千夏先輩と言葉を交わすようになった大喜が、ある朝自宅で目覚めてリビングに降りると、そこには千夏先輩の姿が!

千夏先輩は親の海外転勤に際してもバスケの夢を諦められず、バスケ部OG同士の母親同士のツテで大喜の家に下宿することになった。

という同居設定の青春恋愛もの。

『アオのハコ』15巻より(三浦糀/集英社)

コメディ要素ももちろんありますが、成分比的にラブコメ作品じゃないですね。青春恋愛もの。

千夏先輩のバスケにかける覚悟を知った大喜は、彼女にふさわしい男になるべく、自分もバドミントンでインターハイ出場を目指すことに。

新体操部の期待のホープで大喜の幼馴染で片想い中のサブヒロイン・雛を交えた片想い三角関係。王道のメロさ。

図にするとこうなる。

雛→(好き)→大喜→(好き)→千夏先輩

『アオのハコ』15巻より(三浦糀/集英社)

12巻で大喜と千夏先輩がくっついて、13巻で人間関係に与えた余波も描かれ、「未満恋愛もの」から「おつきあいもの」にクラスチェンジ。

恋愛・ラブコメ漫画の「くっついた後」というのは昔は割りと鬼門、というより「くっついたら最終回」がお作法でしたが、近年は「くっついた後」を描く作品も増えました。

冬の大会、バレンタインを経て、あっという間に新学年、新学期、新入生の新キャラ祭り、そしてあっという間に千夏先輩の最後のインターハイ予選。

『アオのハコ』15巻より(三浦糀/集英社)

今巻は恋愛面はほぼお休み、新入生ちゃんの片想い?描写ぐらいで、あとはもうスポーツモード。

各競技ごとにインターハイ予選が開始され、試合日程の多い女子バスケの千夏先輩は、大喜の男子バドに先んじて日程開始。

大喜は大喜で部活の先輩で恩人の針生先輩を準決勝で倒さないと全国に行けない組み合わせに。

そして迎える女バスの3回戦、対戦相手は昨年県2位の競合を倒して勝ち上がってきた、競技復帰を千夏先輩が支えた夢佳を擁し、彩晶。

「事実上の決勝戦」の行方は…。

という。

『アオのハコ』15巻より(三浦糀/集英社)

実際早いですけど、4月からインターハイ予選の開始って漫画だと本当にすぐですね。

『キャプテン翼』や『スラムダンク』のように、競技・試合の経過を逐一描写して技術や戦術、選手の能力や駆け引きなどを追いかけて描く「スポーツ漫画」ではなく、「青春漫画のスポーツ要素」としての展開・描写なので、本当にあっという間。

でもこの「あっという間」感、「もう終わり…?」感、それはそれで「スポーツのトーナメント制の大会で負ける」という体験を、リアルというか生々しく感じてしまいます。

3年生が何をするにも「最後」であることも度々描写されます。

目の前の挑戦に全力投球しつつ、恋愛もしつつ、将来のことも考えつつ、高校生は忙しいね。なにもかも瞬きしている間に終わってしまう。

『アオのハコ』15巻より(三浦糀/集英社)

スポーツ面、インターハイに関わる展開はしばらく続きますけど、そういえば千夏先輩の進路ってどうするんだろうね。

 

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