
近代っぽい帝王歴の時代、謎の鉱石ミストリウムの発見に伴い、その鉱石の蒸気を利用した空の時代が幕を開ける。

『空賊ハックと蒸気の姫』1巻より(井上智徳/マッグガーデン)
浮遊性蒸気を利用して人々は船を空に浮かべ、ついには街まで空に浮かべて暮らすようになった。
海賊などのアウトローたちも「空賊」へと鞍替え、空は帝国軍が治め、空賊が荒らす場となった。
没落貴族の末裔・ハック(♂)は空賊ギルドに属さないままトレジャーハントの一攫千金による伯爵家復興を夢見て、オンボロ飛行船と3人の仲間とともに西へ東へ。

『空賊ハックと蒸気の姫』1巻より(井上智徳/マッグガーデン)
そんなハックたちの前に
「空賊に加えて欲しい」
と志願するエンジニア見習いの少女が現れる…
『COPPELION』、『CANDY&CIGARETTE』の井上智徳の新作は、空を舞台にしたスチームパンクな空賊冒険アクション。

『空賊ハックと蒸気の姫』1巻より(井上智徳/マッグガーデン)
盗賊といえば『ルパン』、海賊といえば『ワンピース』、宇宙海賊といえば『ハーロック』、空賊といえば『ラピュタ』に『FF12』に、あと飛行船ならぬ飛空挺ものの現役漫画作品では『空挺ドラゴンズ』など。
まあ、モチーフが共通してれば絵ヅラも似てくるのはしょうがないというか、むしろこのカテゴリーの絵ヅラ、良いですよね。
もっと増えてほしいぐらいだわ。

『空賊ハックと蒸気の姫』1巻より(井上智徳/マッグガーデン)
新作1巻なんでキャラと世界観の顔見せ中心、獣人あり、喋る動物ありのプチファンタジーな世界観で、ド王道のボーイ・ミーツ・ガールからのアウトローなアクションもの。
キャラは可愛くカッコよく、アクションもメカアクションもよく動き、描くのがめんどくさそうなスチームパンク空賊の背景もよく描き込まれてます。
『ハリー・ポッターとなんとかかんとか』的な作品タイトル、構想的にはアレですかね、『空賊ハックとなんとかかんとか』的なシリーズ作品にしたいっぽくも感じます。

『空賊ハックと蒸気の姫』1巻より(井上智徳/マッグガーデン)
女の子が可愛いのが強みの漫画家でもありますけど、そういえばこの人の作品で主人公が男なの、自分、初めて読むな。
今巻は新作1巻の顔見せで、ストーリーもキャラも本領発揮はこの後でしょう、と期待が膨らむ1巻。
モチーフ的に、女子小学生がバンバン人を撃ち殺しまくった『CANDY&CIGARETTE』よりはアニメ化もしやすそうかなと思いますw

『空賊ハックと蒸気の姫』1巻より(井上智徳/マッグガーデン)
末々が楽しみ、長いおつきあいの漫画になるといいなあ。
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