#AQM

あ、今日読んだ漫画

#ローカル女子の遠吠え 11巻 評論(ネタバレ注意)

勤勉ながらデザイナーの仕事に適性を見出せず、東京から地元の静岡にUターン転職した有野りん子(27)。

『ローカル女子の遠吠え』11巻より(瀬戸口みづき/芳文社)

仕事をバリバリこなしメロンパンも肉まんもバリバリ食って「メロンパンはそんな音しない」と周囲を心配させる学級委員長タイプの女を待っていたのは、東京と地方の価値観のギャップと懐かしい「しぞーかあるある」だった。

なんだか可愛い静岡ご当地社会人4コマ。

気がついたら登場人物がすごく多くなりましたけど、キャラ立ってるので覚えやすいし忘れても読んでるうちに思い出せる上に、極端な話その辺に置いてあった「まんがタイム」を手に取って初見で途中から読んでもちゃんと面白い、というザ・4コマ漫画。

『ローカル女子の遠吠え』11巻より(瀬戸口みづき/芳文社)

ご当地あるあるネタと、個性的な登場キャラたちの絶妙なミルフィーユ?アルマーニ?マリアージュ?トリアージ?的なそういう感じです。

主要キャラはおおよそ立派な社会人のアラサーたちで「女の子」「男の子」って歳でもないんですけど、女の子も男の子も読んでてみんな可愛いんですよねw

この漫画目当てに「まんがタイム」の電子書籍定期購読してます。

comic-fuz.com

新刊発売と同時に新号も今日発売で、ダブルで嬉しい。

『ローカル女子の遠吠え』11巻より(瀬戸口みづき/芳文社)

穂垂主任かわゆすなあ。

ギャグコメの「系」としてはシュール・ナンセンス系ではなく、「(静岡/社会人)あるある」を絡めてボケてきっちりツッコむ、クラシックでオーソドックスなスタイルですが、「オチのためのフリ」を全然感じさせない、滑らか・スムーズな前フリからのオチへのライン。

「ネタ強」というか「ストロング・スタイル」な面を持つ作品。

ですが、そんな漫画家の先生には不本意な褒め言葉かもしれませんが、「キャラ漫画」「萌え漫画」として最強に強まってもいる作品。

『ローカル女子の遠吠え』11巻より(瀬戸口みづき/芳文社)

前巻からちょうど1年ぶりの新刊ですが、その間に自分は久しぶりにクルマ買ったんですけど、東京に行く用事があったので、行きも帰りも途中で静岡も新東名で通りました。

「静岡は横に長い」ってよく言うし今巻でも言ってましたけど、新東名走ると

youtu.be

「わ〜、120km/h区間や〜」

のエンタメ性であっという間に感じました。

道中、新東名から富士山が見えて、

古来から日本を象徴してきた霊峰を見て走りながら、自分はずっと水馬さんのことを考えていました。

水馬さんの聖地巡礼。これはもしかしたらガチ恋かもしれん。

りん子さんが富士山登ってしまったら、この漫画やり残したことがなくなって終わっちゃうんじゃないかと常々危惧していたんですが、今巻、水馬さんの熱意が実ってついにりん子さんが水馬さん・ハッチ・雲春くんと富士山登頂に挑む!

その顛末やいかに。

『ローカル女子の遠吠え』11巻より(瀬戸口みづき/芳文社)

その訴訟、俺も原告団に加わりたいッス。

『ローカル女子』は終わってしまうのか。(終わってません

あと特別編で超重力式ダム子が源平合戦さんとついに邂逅。

邂逅自体もエモくて可愛いんですけど、ダム子のモノローグ・ポエムがまた、良いんですよね。

なんだか読んでるこっちまでダムが好きなような気がしてくる。

『ローカル女子の遠吠え』11巻より(瀬戸口みづき/芳文社)

ダム、行くか。

 

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