
核大戦の後、ポスト・アポカリプスの地球。

『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』1巻より(菊地秀行/鷹木骰子)
荒廃した大地には放射線・宇宙線の影響でミュータントが溢れ、残った人類が中世レベルの文明度に落ちて逼塞して暮らす中、地球の支配者となったのはそれまで人間社会にひっそりと紛れていた吸血鬼たちだった。
独自の超科学と異能力や超人的な身体能力を備える彼らは、人間たちを支配し、また食糧としていた。

『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』1巻より(菊地秀行/鷹木骰子)
人類の中には吸血鬼を打倒することを専業とする「吸血鬼ハンター」なる者たちが現れ、中でも「D」と呼ばれる吸血鬼ハンターの強さと美貌が一部で知られていた…
という、菊地秀行が原作のジュブナイル?ダーク・ファンタジー小説のコミカライズ。
懐かしいですね。
自分も中学生前後の頃に緑の背表紙のソノラマ文庫で読んでました。

『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』1巻より(菊地秀行/鷹木骰子)
あと夢枕獏の『キマイラ』シリーズとか。
あの頃は田中芳樹、栗本薫、菊地秀行、夢枕獏、あと誰を読んでたっけなあ。
だいたい表紙絵・挿絵が天野喜孝っていうw
ja.wikipedia.org
あとTMネットワークのファンでもあったので、
彼らが『YOUR SONG』で主題歌を務めたOVAもレンタルビデオで観た覚えがあります。

『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』1巻より(菊地秀行/鷹木骰子)
もう覚えてないけど、本コミカライズは原作10巻の『吸血鬼ハンター D-薔薇姫』なんかな。
基本的には『用心棒』というか『荒野の用心棒』というか、さすらいの武士・剣士・銃士が困ってる村を助けるために悪人を倒す、的なフォーマットだったように記憶していて、本コミカライズ1巻もそういう感じです。
城の吸血鬼「薔薇姫」と配下の四騎士が支配する村。
少数の犠牲者と引き換えのかりそめの平穏は、供物となった娘を救おうとした勇敢な若者の無謀な叛逆によって破られた。
そんな折、冷たい美貌に黒衣を纏い、ただならぬ雰囲気を漂わせる男が村を訪れた…

『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』1巻より(菊地秀行/鷹木骰子)
主人公が「さすらいの吸血鬼ハンター」なので、主人公のD以外、エピソードっきりのMOBなんですよね。
という原作を引き継いで、コミカライズの方もD以外全員、敵も味方もMOBっぽいw
絵は、綺麗というには画面がダークですけど、白と黒、陰陽のくっきりしたバタくさくも耽美な作画で、作品にマッチしていて見応えあります。
ただDの剣技中心のアクション・シーン、チャンバラがあんま動いて見えなくて、たまに何が起こってるのかよくわからん感じはしますけど。
記憶が薄れてますが、強くてクールでよくわからんDに対して、エピソードっきりのMOBの脇役の生き様がエモかったような覚えがあります。

『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』1巻より(菊地秀行/鷹木骰子)
まだそんな面白い「サビ」までストーリー自体が辿り着いてないというか、「薔薇姫」のエピソードも途中で次巻に続きますし、とりあえず顔見世ということで。
aqm.hatenablog.jp