
『ヒナまつり』の大武政夫の新作。
角川で10年描いて、ヤンジャン系に移籍とかあるんですね。
とか思ってたら、半年後ぐらいには角川系でも新連載開始で、2作同時連載の二毛作。
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前巻の表紙が「美少女&パンチラ未満」という、

「売れ線漫画のお手本」みたいな表紙で
「良くも悪くもふっきれてんな」
と思ったんですけど、今巻の表紙はまた「売れない漫画のお手本」みたいなひどい表紙で、

悪くも良くもふっきれてんなwww

『女子高生除霊師アカネ!』3巻より(大武政夫/集英社)
女子高生のアカネは、インチキ除霊師の父親と二人暮らしだったが、その父親が貯金をほぼ全額握りしめてポエミーな書き置きを残してキャバ嬢と駆け落ち、蒸発。
独り残された事務所兼自宅に、それでもかかってくる除霊依頼の電話をとってしまったアカネは、父と同じく霊なんか見えなかったが(生活のための)金目当てに依頼を引き受けてしまい、かくしてアカネは2代目として父のインチキ除霊師稼業を継いでしまったのだった。

『女子高生除霊師アカネ!』3巻より(大武政夫/集英社)
霊能力こそなかったが、アカネには稀代の詐欺師としての才能があった…
という、インチキ除霊師JKコメディ。
なんじゃそのジャンル。
クズ系ヒロインがだいたいずっと金の話をしています。
掲載誌や出版社は移りましたが、読み味は『ヒナまつり』の大武ワールドのテイストそのまま。

『女子高生除霊師アカネ!』3巻より(大武政夫/集英社)
シュールな成り行きと「どうしてこうなった」の絵ヅラとツッコミのキレで勝負!という。
笑いの種類が「失笑」なんですよね、この人のギャグw
アカネが詐欺まがいのあの手この手の口八丁手八丁で「除霊できてるフリ」で事件を解決(?)していくお仕事(?)コメディ。
1巻のあとがきに作者自ら書いてますが、「生き汚い瞳ちゃん」という感じ。

『女子高生除霊師アカネ!』3巻より(大武政夫/集英社)
今巻は「エピソード・ゼロ」とでも言うべき過去編、アカネの父と母の出会いラブコメ編。
「いい話を読んだ」感が強いんですけど、やってることの大半は「ギャンブル&バイオレンス」で、よく考えてみたら、コレいい話か?w
前作もそうだったし、別作の方もそうですけど、クズ系ギャグ系の登場人物たちに親子の情が絡むと、キラリと光ってホロリと泣かせる謎の感動がありますよねw
アカネの母がNOTクズ系な面白れー女系の不思議ちゃん聖女というのもありますけど。

『女子高生除霊師アカネ!』3巻より(大武政夫/集英社)
いいなあ、アカネの父母の過去エピソード、ラブコメとして単純にもっとたくさん読んでみたいけど、そんなに描かれないだろうなあ。
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