#AQM

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#宝石の国 9巻 評論(ネタバレ注意)

「金剛は人間にとって最も尊いものを君たちに与えた。何かわかるかな?」

ご多分に漏れずアニメが話題なので読み始めたクチですがアニメ自体は観ておりませんで。

1巻初見の印象はよくアニメ化まで辿り着いたなこんな漫画というか、皆さんのお気に入り具合を知らなかったら1巻で切ってた気もします。モノクロじゃ見分けのつきにくい宝石たちの色彩、何やってんだかよくわからない戦闘シーン、アニメ映えこそすれ漫画で読むとけっこうワケわかめ。

面白くなってくるのは3巻くらいからかなあ。

「先生」と呼ばれるお坊さん?と28人の宝石たちが暮らす地球、彼らは月から宝石を攫いにやってくる「月人」たちを撃退しながら数千年の時を過ごしていた。宝石たちの中で最も若年のフォスフォフィライトは戦いで身体を欠損する度に、記憶と人格を少しずつ失いながら、別の宝石で補修したパーツの記憶や能力で、先生と月人、世界に対する疑いを強めていく…

9巻です。

そそのかした8人の宝石たちと一緒に二度目の月に訪れたフォス、残された宝石たちに自らの真実を語ろうとする先生、宝石vs宝石、変わっていくカンゴーム。

終わりが近い気はするが、どうなるのがいいのかなコレ。