#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

#ワンナイト・モーニング 8巻 評論(ネタバレ注意)

「一緒に一夜を過ごした男女が」「一緒に朝ごはんを食べる」「短編」を描きなさい。 というお題に則って描かれたようなオムニバス恋愛短編連作の第8集。 『ワンナイト・モーニング』8巻より(奥山ケニチ/少年画報社) 元ヤン風彼氏(牛尾)と元同級生彼女(…

#BLUE GIANT EXPLORER 7巻 評論(ネタバレ注意)

若き日本人ジャズ・サックス・プレイヤー宮本大のサクセス・ストーリー。 日本を舞台にした「BLUE GIANT」、ヨーロッパを舞台にした「BLUE GIANT SUPREME」に続いて第三部に相当。今度の舞台はジャズの本場、アメリカ。 ゼロからスタート、偏屈で強力なメン…

#宙に参る 3巻 評論(ネタバレ注意)

人が脳以外なら挿げ替えが効き、AI・ロボットと親子関係となり、地球を遥か離れたコロニーに生活圏を拡げ、長距離バスに乗るぐらいのノリで宇宙旅行をするぐらいの未来。 夫を亡くした主婦・鵯ソラは息子のリンジン(ロボット)・宙二郎ともに、コロニー・コ…

#勇気あるものより散れ 3巻 評論(ネタバレ注意)

ミニスカ・キモノ・ガール! 『ガンスリンガー・ガール』『1518!』の相田裕の新作。 『ガンスリ』がとても残酷な設定でしたが『1518!』では一転して穏当な設定による青春もの展開で、「真人間になったのか」と思いきや、本作では再び残酷で重たい設定に。 …

#mono 3巻 評論(ネタバレ注意)

「ゆるキャン△」のパノラマ背景でも話題になった作者が取材を通じた趣味と実益が高じて描く、女子高生 写真部あらためシネフォト部4コマ。 舞台は再び山梨、憧れの先輩が卒業し廃部の危機の写真部…お前らいっつも廃部の危機だな。同じく潰れそうな映研と合併…

#対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~ 5巻 評論(ネタバレ注意)

全寮制のお嬢様学園の高等部に入学してしまった、お嬢様の皮を被った2人の格闘ゲームオタクが出会ってしまったガール・ミーツ・ガール。 「お嬢様×格ゲー」ということで、『ゲーミングお嬢様』との類似やパクりパクられ疑惑などもありつつも、作者同士が仲良…

#ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 22巻 評論(ネタバレ注意)

架空の自治体、岡島県・町山市が舞台、岡島県警 町山警察署 町山交番に配属された新人女性警察官・川合麻依と、彼女を取り巻く町山警察署の先輩・上司の警察官たちが織りなす、警察官お仕事漫画。 元警察官が描き、「パトレイバー」「踊る大捜査線」の香りの…

#じいさんばあさん若返る 6巻 評論(ネタバレ注意)

長年連れ添った津軽弁の農家の老夫婦・正蔵とイネは、ある夜目覚めると二人とも青年期のイケメンと美女の姿に、特に理由もなく若返っていた。 若返った二人に孫娘ははしゃいで甘え、息子の嫁はときめき、息子は動揺し、老人会はざわついたが、 60年近く連れ…

#とんがり帽子のアトリエ 11巻 評論(ネタバレ注意)

一部の魔法を「禁止魔法」として制約したファンタジー中世世界の、魔法使い見習い少女たちの修行と冒険、ダークな雰囲気ただよう超正統派ファンタジー。 イレギュラーに魔法使い見習いになったヒロインのココ、その素質を狙って暗躍する禁止魔法使いたち、コ…

#世界の終わりに柴犬と 4巻 評論(ネタバレ注意)

オールカラーを活かして柴犬が可愛く描かれます。 何かの理由で人類が滅びた後の日本?をウロウロする、女子高生のご主人と喋る柴犬・ハルのギャグコメディ4コマ。ギャグ漫画なので人類が滅びてても特に困ってない。 『世界の終わりに柴犬と』4巻より(石原…

#ガールズ&パンツァー 劇場版Variante 8巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

ガルパン劇場版の超出来物コミカライズ。 最終巻。 人物絵も悪くなし、劇場版と同じく3DCGモデルベースの戦車描写の精度が異常。構図も大胆。 あらすじは劇場版と同じも「裏・劇場版」と呼びたくなる追加シーン満載のコミカライズの醍醐味のような作品。 英…

#百木田家の古書暮らし 2巻 評論(ネタバレ注意)

母と死別、父は単身赴任でアメリカの大学で勤務。横浜の実家で暮らす百木田(からきだ)家の三姉妹。 長女でバツイチで出版社編集のイチカ。 次女でコミュ障で会社員生活に馴染めないツグミ。 三女で高校生で闊達な自由人志向のミノル。 「百木田家の古書暮…

#乙嫁語り 14巻 評論(ネタバレ注意)

19世紀の中央アジアを舞台に、エピソードごとに主人公が移り変わる「夫婦」「嫁入り」をキーワードにした群像劇として続いて12年目の14巻。 見てきたかのように当時の文化の活き活きとした描写し、衣類やタペストリーの刺繍類の変態的なまでに美しい精緻な書…

#かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 27巻 評論(ネタバレ注意)

レギュラー陣総出による2冊連結であろう表紙が示すとおり、次巻28巻で完結が予告されています。 「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」27巻より(赤坂アカ/集英社) 名門の子女が集う名門学園の生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや。プライ…

#かぐや様を語りたい 7巻 評論(ネタバレ注意)

「お似合いですわ〜」って言う役のMOBからネームドに出世したマスメディア部のエリカ(尊かぐや派)とかれん(白銀×かぐや主義)の二人を主人公にした「かぐや様」スピンオフ4コマ。 本編と同じ世界観で裏話的に進行。本編で起こったあれやこれやのエピソー…

#【推しの子】 9巻 評論(ネタバレ注意)

ピンク色のふわふわ髪の、シィルみたいな表紙のこの子は誰だろう。 瞳(星がない)からしてアイでもルビーでもなし、髪型から有馬かなでも黒川あかねでもなし。 強いて言えば、 「【推しの子】」9巻より(赤坂アカ/横槍メンゴ/集英社) ルビーの芸能科のク…

#きみが女神ならいいのに 2巻 評論(ネタバレ注意)

学園祭に合わせて女子生徒の人気投票『女神総選挙』が実施される、国内最多の生徒数を誇る白銀高校。 高IQを誇る三ツ谷(♂)は、昨年の学園祭で意を決し幼馴染のハイスペ美少女・つぐみに告白しようと呼び出したものの、空振って告白すらさせてもらえなかっ…

#山を渡る -三多摩大岳部録- 5巻 評論(ネタバレ注意)

伝統の三多摩大学 山岳部は人数不足で廃部の危機に瀕していた。部員は3年2人、2年1人のわずか3人。 新入生で見学に来たのは、秋田生まれの運動嫌い、長野生まれの虚弱体質、北海道生まれの読書好きの3人の少女だった。先輩部員たちはなんとしても彼女たちを…

#瑠璃の宝石 3巻 評論(ネタバレ注意)

アクセサリーショップで水晶のアクセサリーに身惚れた女子高生・瑠璃は、母親に小遣いの前借りをせびるものの断られる。 母親が断る口実に言った「水晶なんて爺ちゃんが山菜採りのついでに山で拾ってた」を真に受けた瑠璃は、バスの終点の山奥に一人分け入る…

#乙嫁語り 13巻 評論(ネタバレ注意)

19世紀の中央アジアを舞台に、エピソードごとに主人公が移り変わる「夫婦」「嫁入り」をキーワードにした群像劇として続いて11年目の13巻。 見てきたかのように当時の文化の活き活きとした描写し、衣類やタペストリーの刺繍類の変態的なまでに美しい精緻な書…

#負けヒロインが多すぎる!@comic 1巻 評論(ネタバレ注意)

この作品のサンデー系の恋愛ものの大先輩にして全人類の恋愛のバイブルである『神聖モテモテ王国』によると、 『神聖モテモテ王国』1巻より(ながいけん/小学館) とのことです。 昔は恋愛・ラブコメ作品では、主に尺を稼ぐ(サイドストーリーを増やす)こ…

#ルリドラゴン 1巻 評論(ネタバレ注意)

女子高生・ルリは、ある朝目覚めると頭から2本のツノが生えていた。 通学前の慌ただしい時間帯にツノに驚く母が言うには、ルリの父親はどうやらドラゴンらしかった。 納得いかないまま登校したルリは、そのツノを周囲にゆるく驚かれつつ普通に授業を受けてい…

#楊家将奇譚 2巻 評論(ネタバレ注意)

中国で「三国志演義」「水滸伝」と並んで伝統的に人気の歴史伝奇「楊家将演義」を題材にした、タイムスリップもの。 ja.wikipedia.org 現代日本の女子高生・鈴は幼い頃に両親を亡くし、北海道で牧場を営む祖父に引き取られたもののその祖父も亡くし、天涯孤…

FSS (NT2022年11月号 第18巻相当) 評論(ネタバレ注意)

ファイブスター物語、連続掲載継続中。 「第6話 時の詩女 アクト5-1 緋色の雫 Both3069」。 扉絵コミで15ページ。 他の号はこちらから。 aqm.hatenablog.jp (余談) (扉絵) (本編) (所感) 扉絵 旗艦ダランスの人々 クリスティン・V 以下、宣伝と余談…

#カワイスギクライシス 6巻 評論(ネタバレ注意)

宇宙を股にかけて版図を広げるアザトス帝国。 その辺境調査・侵略を任務とする宇宙船が地球に接近。凄腕美少女エージェントのリザは先遣調査員として地球に潜入、帝国の地球への対応を決定づけるべく調査を開始。 人類の文化レベルを調査すべく入った飲食店…

#正反対な君と僕 2巻 評論(ネタバレ注意)

陽キャでギャルノリで楽しく学校生活を送る女子高生・鈴木は、その実、空気読みで周りの目を繊細に気にしていた。 隣の席の、黒髪クールメガネで無口で塩対応な谷くんのことが好きだったが、素直に好意を表せるわけもなく、陽キャノリの無茶振りイジりでしか…

#アオのハコ 7巻 評論(ネタバレ注意)

週刊少年ジャンプ、本誌連載の青春恋愛漫画。 中高一貫校、バドミントン部の1年のホープ・大喜(♂)と、同じ体育館で練習する女子バスケ部の2年で学校のアイドルで大喜の憧れである千夏先輩(♀)。 部活違い・学年違いながら、早朝自主練で千夏先輩と言葉を…

#あかね噺 3巻 評論(ネタバレ注意)

前巻の感想で どなたかがどこかでコメント書いてましたが、ポスト『アクタージュ』感もあり。 むしろそのオリジナルの『ガラスの仮面』感かな。 ヒロインの快進撃で解説役が白目で「恐ろしい子…!」って言いそう感。 とか思ってたら、 『あかね噺』3巻より(…

#デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い 5巻 評論(ネタバレ注意)

最強の悪魔デビィ・ザ・コルシファは最強故に地獄界で闘う相手がいなくなり、退屈しのぎに人間界へ現れた。人間界というか具体的にいうとその辺の高校生・六郎の部屋に現れた。 しかしゲームにかけてはクソ雑魚ポンコツだった最強の悪魔は、以来、人類の存亡…

#ラーメン赤猫 1巻 評論(ネタバレ注意)

『ラーメン赤猫』以外の話から入って恐縮なんですけれども、昨日10/4(火)は毎月恒例ジャンプコミックスの発売日だったんですが、今月はいつにも増して豊作(自分が読む的な意味で)でして、 ・『チェンソーマン』12巻・『姫様“拷問”の時間です』10巻・『SP…