架空の帝国・ヴィクトリア帝国でマスケット銃や帆船、紙幣などが用いられる程度に中世から近代に移行しつつある世界。 『ハイパーインフレーション』4巻より(住吉九/集英社) ヴィクトリア帝国の辺境の植民地、帝国に迫害されながら暮らす少数民族・ガブー…
わーい、校長先生が表紙だー! 校長先生大好き! 4~6コマの変則ページ、フルカラーで絵本みたい。 人間に化けて暮らすのたぬき一家、主人公はたぬき妹"ふみ"になろうかと思います。ふみの友達のキツネ女子、ネコ女子、コウモリ女子との学園生活など。 『ぶ…
渚 美海(なぎさ みみ)、22歳。通称「ミミ助」。 かつてインディーズ・アイドルとして舞台に立っていたが、向上心が低いメンバーに『スラムダンク』の赤木のようにゲキを飛ばす勇気を出せず、グループはそのまま芽が出ないまま解散。 『IDOL×IDOL STORY!』1…
黒髪おさげで八重歯で面倒くさがりで何でも麺つゆで食う女・面堂 露(めんどう つゆ・26歳独身)、略して"めんつゆ"がヒロインの、お料理・グルメ4コマ。 八重歯アピールのためかほぼ口半開きでアホの子みたいで可愛い。 その他、社長秘書で味噌も自家製の料…
漫画作品の感想を読みに来た人に私事を語ってしまって恐縮なんですが、世の中ゴールデンウィークということで、おかげ様で自分も明けて4/29(土)から9連休です。 この漫画感想ブログは一応「毎日更新のフリ」というテイでやってるんですが、年明けからたっ…
「ラーメン発見伝」の続編の「らーめん才遊記」の更に続編の現作。 シリーズ未読の方にものすごく雑に説明すると「ラーメン版『美味しんぼ』」みたいな作品群。 脱サラして開業したラーメン店が苦節を乗り越えて成功し事業を拡張、ラーメン店向けに始めたコ…
大阪の府立高校に通う女子高生・彩は、美大志望で零細美術部の部員だった。 部室である美術室には彩と、顧問で美術教師の江西先生だけ。 『仏ガール』2巻より(柚ちえこ/KADOKAWA) 賞への出品に向け煮詰まり気味な彩を、仏像変態である江西先生は、めくる…
なろう小説のコミカライズ。古代中国の華やかな後宮を舞台に、美女ありイケメンありミステリーあり。 人攫いに後宮の下女として売り飛ばされた薬師で毒マニアの少女・猫猫(マオマオ)が、謎のイケメン高官・壬氏(じんし)の引き合いもあって上級寵妃のお付…
岩倉美津未(いわくら みつみ)、15歳。 「石川県のはしっこ」、学年8人の中学から、東大法学部卒・中央省庁官僚を経て地元の市長となる大志を抱いて、叔父の住む東京の「高偏差値高校」に進学。 『スキップとローファー』3巻より(高松美咲/講談社) 同級…
女子中学生・三條一里はブラジル・マフィアの現ボスの落とし胤だったが、本人はそのことを知らず、組織の末端構成員の夫婦に日本で育てられた。 『バトゥーキ』15巻より(迫稔雄/集英社) 組織構成員B・Jは組織の跡目争いに一里を参加させるべく、育ての両…
古代中国で千年生きた九尾の狐・廣天たち精怪(妖怪)と人との交わりをコミカルにシリアスにロマンチックに。ジャンルレス。 『千年狐 九 ~干宝「捜神記」より~』より(張六郎/KADOKAWA) 主人公・廣天の出生にまつわる悲喜劇のエピソード群が一旦完結し…
北海道、主に札幌を舞台に、カレー屋の店員のフリーターべらんめえ女がしゃべりの面白さを買われて地元局の兼業ラジオDJをやる話。 会話芸・セリフ芸の面白さメイン、深夜枠のラジオ番組を舞台に破天荒ヒロイン・ミナレの沙村節トンデモトークが炸裂。 『波…
6歳ぐらいの少女・カナカは他人の心が読めるテレパス持ちで幼少期以来、『家族八景』の七瀬のようにその能力に苦しんできた。 唯一の理解者だった祖母が亡くなり、親戚をたらい回しにされた挙句にその能力を金儲けに利用しようとする男に 『カナカナ』5巻よ…
陽キャでギャルな女子高生・大沢あやは、しかし洋楽ロックバンド趣味が周囲の友人とは合わず、音楽は独りで聴くことにしていた。 『気になってる人が男じゃなかった』1巻より(新井すみこ/KADOKAWA) ある日の帰り道、あやが立ち寄った新しいCDショップのバ…
なんか象徴的な表紙だな。 高度に発達したハーレムラブコメは、進化の果てに男主人公が透明化して要らなくなって、百合が咲くのかもしれない。いや? 『カノジョも彼女』15巻より(ヒロユキ/講談社) 幼馴染の咲に小学生以来ずっと片想いで何回フラれても告…
『ヒナまつり』の大武政夫の新作。角川で10年描いて、ヤンジャン系に移籍とかあるんですね。 『女子高生除霊師アカネ!』1巻より(大武政夫/集英社) 女子高生のアカネは、インチキ除霊師の父親と二人暮らしだったが、その父親が貯金をほぼ全額握りしめてポ…
東京から南へ120km、伊豆"王"島で暮らす女子高生・相(あい)は、島の貸本屋の漫画を全て読み尽くすぐらい漫画が好きだった。 心酔しカルト的な人気を誇る漫画家がコミティアで新作を頒布するとSNSで目にした相は、意を決してジェット船で東京に上京、ビッグ…
電子版公式発売日:2023.4.10 紙書籍公式発売日:2023.4.17 最近たまに電子書籍が紙書籍より発売が1週間早い漫画がありますね。 aqm.hatenablog.jp どういう仕組みなんだろ。いずれも少年画報社? いま現在の地球文明も、その後の宇宙進出時代も、遠い昔の神…
通常営業 臨時営業 本作との出会いの特殊性に鑑みたメタ所感 作品の存在を認知してませんでした タイトルについて 画力と、作者自ら上げるハードル 医療シーンやルネサンス時代背景の描写の不足 BL匂わせ要素 WEB配信サイト 評価 通常営業 ルネサンス期、15…
色咲桃子(26)は高校の英語教師で2年4組の担任。 男女関係に初心で、男子中学生のようにエロ妄想癖が強い彼女の脳内では、英語の授業の質問をしてくる男子生徒は自分の肉体目当て、副顧問を務める男子バスケ部の生徒たちは自分の肉体目当て、問題を起こし赤点…
室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 ja.wikipedia.org 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 『新九郎、奔…
進学高の1年生、不眠症に悩む少年と不眠症に悩む少女が、昼寝場所にしようとした学校の天文台で出会うボーイミーツガール。 『君は放課後インソムニア』12巻より(オジロマコト/小学館) ラブコメっつより青春恋愛日常もの。まるで美化された過去の思い出で…
父親は事故で他界、頼れる親戚もいないところに母親に失踪された大人しい女の子が通学用に中古のスーパーカブを買って乗る話。 1巻冒頭で出てくる「日野春駅」をググると、舞台は山梨県北杜市らしい。 『スーパーカブ』8巻より(蟹丹/トネ・コーケン/KADOK…
このシンジくん可愛いなw ファイブスター物語、連続掲載継続中。 「第6話 時の詩女 アクト5-2 終わりの始まり Both3069」。 扉絵コミで13ページ。 他の号はこちらから。 aqm.hatenablog.jp (余談) (扉絵) (本編) (所感) 扉ページ アイシャ アレクト…
「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征の現作は、鎌倉時代末期〜南北朝時代〜室町時代初期を舞台にした歴史物。 設定・登場人物は史実ベース。 デビューから3作連続10巻到達は「週刊少年ジャンプ」本誌史上、初めてになるとのことです。 『逃げ上手…
腹立つ笑顔だなw 東西の大国に挟まれ緩衝国として強制的に戦火の舞台にされた小さな共和国に、両大国の都合で今度は強制的に平和が訪れて一年。 強制された屈辱的な平和、両大国と唯々諾々と安保条約を結ぶ政権を、不満を募らせる左右の過激派は「売国奴」…
至宝「存在しない国の金貨」を盗みに入ったルパン三世一味は、盗みは首尾よく成功したものの、ICPO銭形警部の追跡を振り切るためにバラけたところで、それぞれが潜った扉を通じて中世ファンタジー異世界へ。 アイソプミア王国。 『ルパン三世 異世界の姫君』…
銃身下部のレールのエグレのエッジが強いですけど、表紙を飾るダグのハンドガンはたぶんワルサーP99。 『007』ジェームズ・ボンドが第18作『トゥモロー・ネバー・ダイ』から第21作『カジノ・ロワイヤル』まで使用。その後、過去作で常用していたワルサーPPK…
ちょっと前に主要な漫画賞について調べてブログの記事にしたんですが、 aqm.hatenablog.jp その際に、本作が2022年の「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」と「ananマンガ大賞」の二冠で、ちょっと「お?」と思ったので。 どちらも居並ぶ漫画賞の中ではメジャ…
『SKET DANCE』『彼方のアストラ』の作者の現作。 乙木守仁は、超人的な身体能力を持つ鬼の末裔であることを隠して普通に暮らしていた。 守仁の高校入学を控えた春休み、長期出張で海外へ出発する父と入れ替わりに、魔女の聖地に修行に出ていた幼馴染のニコ…
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