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あ、今日読んだ漫画

時代もの・伝記

#王家の紋章 67巻 評論(ネタバレ注意)

「ガラスの仮面」と同年、1976年から秋田書店の「月刊プリンセス」で連載開始された少女漫画。 作者の細川智栄子は86歳。「ガラスの仮面」作者より16歳年長。 86歳で現役で年イチで単行本を出しているというのは、「ガラスの仮面」をはじめ、いろんな漫画の…

#映画大好きポンポさん the Omnibus 評論(ネタバレ注意)

米ハリウッドをモデルにした、架空の映画産業の街・ニャリウッドが舞台。 伝説の名プロデューサーを祖父に持ち、その才能を血と英才教育によって継いだ少女?ポンポさんを中心に、俳優・監督・脚本・音響など映画に関わる様々な人々の映画にかける情熱や悲喜…

#薬屋のひとりごと 8巻 評論(ネタバレ注意)

なろう小説のコミカライズ。古代中国の華やかな後宮を舞台に美女ありイケメンありミステリーあり。 人攫いに後宮の下女として売り飛ばされた薬師で毒マニアの少女・猫猫(マオマオ)が、謎のイケメン高官・壬氏(じんし)の引き合いもあって上級寵妃のお付き…

#千年狐 五 ~干宝「捜神記」より~ 評論(ネタバレ注意)

古代中国で千年生きた九尾の狐・廣天たち精怪(妖怪)と人との交わりをコミカルにシリアスにロマンチックに。ジャンルレス。 「千年狐 五 ~干宝「捜神記」より~」より(張六郎/KADOKAWA) 主人公・廣天の出生にまつわる悲喜劇のエピソード群が前巻までで…

#新九郎、奔る! 7巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 北条早雲の伝記を漫画の上手の…

#ゴールデンカムイ 25巻 評論(ネタバレ注意)

明治40年前後の北海道が舞台。日露戦争の二〇三高地で超人的な活躍をして「不死身の杉元」と呼ばれたけど上官半殺しにしてクビになった元軍人とアイヌの少女・アシリパのコンビを主人公に、網走監獄の囚人たちの刺青に刻まれたアイヌの隠し大金塊の地図を巡…

#うちの師匠はしっぽがない 5巻 評論(ネタバレ注意)

大正時代、淡路島の豆狸・通称「まめだ」は、おつかいで訪れた大阪で禁を破って人間を化かす気満々ながら上手くいかない。 化かし損なったボブカットのモダンガールを尾けて行った先は落語の寄席、彼女は狐が人に化け大黒亭文孤を名乗る落語家。言葉で人間を…

#鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐 評論(ネタバレ注意)

表紙あれですよね。 最終巻の表紙もそうでしたけど、 鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴 発売日: 2020/12/04 kindle DMM 最後の戦いで炭治郎の片目と左腕は機能を失うんですけど、ハッピーエンドの雰囲気を壊さないようにパッと見は…

#ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 10巻 評論(ネタバレ注意)

徴兵・動員されたと思しき若者・田丸は昭和19年夏、南太平洋パラオ諸島のサンゴ礁に囲まれたわずか13平方kmの小さな島・ペリリュー島で一等兵として軍役についていた。 飛行場を備えたこの小さな島は戦略的要衝として、日本軍守備隊1万と米軍上陸隊4万が相争…

#アルテ 14巻 評論(ネタバレ注意)

ルネサンス期のイタリア、フィレンツェで貴族の実家をおん出て徒弟制で男社会の芸術と職人の世界に身を投じたアルテ。貴族出身の若い女流画家ってことで変わり種として業界で見下されたり重宝されたりする自分の立場に、柔軟に強かに折り合いつけて頭角を現…

#戦争は女の顔をしていない 2巻 評論(ネタバレ注意)

漫画「ヨルムンガンド」は武器商人のヒロインが、世界中に武器を売り歩きながら「世界から戦争を消し去りたい」という野望を抱く物語ですが、その最終話のタイトルは 「ヨルムンガンド」11巻より(高橋慶太郎/小学館) 「恥の世紀」という印象深いものでし…

#ゴールデンカムイ 24巻 評論(ネタバレ注意)

明治40年前後の北海道が舞台。日露戦争の二〇三高地で超人的な活躍をして「不死身の杉元」と呼ばれたけど上官半殺しにしてクビになった元軍人とアイヌの少女・アシリパのコンビを主人公に、網走監獄の囚人たちの刺青に刻まれたアイヌの隠し大金塊の地図を巡…

#新九郎、奔る! 6巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 北条早雲の伝記を漫画の上手の…

#るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 5巻 評論(ネタバレ注意)

あれから5年(厳密には前作1巻時点から5年)、明治16年。 神谷道場の跡取り娘・薫と結ばれ一児をもうけ、道場の師範を務めつつ人助けに勤しむ剣心。平和な一家のもとに、賊の一味が持っていた一枚の写真がもたらされる。今年の春に北海道の函館で撮影された…

#鬼滅の刃 外伝 評論(ネタバレ注意)

鬼滅の刃の外伝。 水柱・冨岡義勇の外伝のストーリーもの前後編。 伝令により鬼が出た北の雪山に向かう冨岡義勇。父親や仲間を殺されたマタギの少女は、しかし「一同は熊に殺された」と証言する。たまたま宿場に居合わせた蟲柱・胡蝶しのぶと共に、冨岡は真…

#鬼滅の刃 全23巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

「生きていることはそれだけで奇跡 あなたは尊い人です 大切な人です 精一杯生きてください 最愛の仲間たちよ」 TVアニメがきっかけでこの漫画が流行った時点で17〜18冊ぐらい出ていたので、乗り遅れました。友達と鬼滅の話ができなかったので、ちょっと寂し…

#薬屋のひとりごと 7巻 評論(ネタバレ注意)

なろう小説のコミカライズ。古代中国の華やかな後宮を舞台に美女ありイケメンありミステリーあり。 人攫いに後宮の下女として売り飛ばされた薬師で毒マニアの少女・猫猫(マオマオ)が、謎のイケメン高官・壬氏(じんし)の引き合いもあって上級寵妃のお付き…

#ヴィンランド・サガ 24巻 評論(ネタバレ注意)

面白い漫画読みたきゃこれ読んどけば鉄板、11世紀前半の北海・ノルウェー海を舞台にした時代漫画。まだ人権とかない時代の話なので戦争・海賊・虐殺・略奪・奴隷などが苦手な人は回れ右。 狂戦士だった若い頃から解脱して不戦・無剣・非暴力って「バガボンド…

#新九郎、奔る! 5巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 北条早雲の伝記を漫画の上手の…

#うちの師匠はしっぽがない 4巻 評論(ネタバレ注意)

「これは…懐かしい 人間たち… こんな所にまだ生きていた! 会えた…! また会えた…! 私を愛してくれた 人間たち…」 大正時代、淡路島の豆狸・通称「まめだ」は、おつかいで訪れた大阪で禁を破って人間を化かす気満々ながら上手くいかない。 化かし損なったボ…

#ゴールデンカムイ 23巻 評論(ネタバレ注意)

「日清戦争を経て答えを見つけた気がすんでんで 兵士の攻撃性を引き出す原動力となんもんは 敵兵への憎しみではねく恐怖でもねく政治思想の違いでもねえ…」 「それはなんら?」 「『愛』です」 「ただ中には『生まれながらの兵士』の者もいますがね 攻撃性が…

#ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2~9巻 評論(ネタバレ注意)

「8月15日」 「『今後帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾 臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル 然レトモ朕ハ時運ノ趣ク所 堪エ難キヲ堪エ忍ヒ難キヲ忍ヒ 以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス』」 「昭和天皇の詔勅」 「玉音放送は 無条件降伏を伝えた」 徴兵・…

#ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1巻 評論(ネタバレ注意)

「昭和19年 7月7日 サイパン島玉砕 同8月2日 テニアン島玉砕 同8月11日 グアム島玉砕 同9月4日 アメリカ第3艦隊 艦艇約800隻 兵員4万が出動 向かう先は約1万の守備隊が置かれたパラオ諸島ペリリュー島」 「この作品は史実を参考に再構成されたフィクションで…

#千年狐 四 ~干宝「捜神記」より~ 評論(ネタバレ注意)

「相手の世界を想像するのは 怖いし面倒だし恥ずかしいもの 私は他人にそれを求めていないわ」 (2巻、陽のセリフ) 「あなたの言うとおり 歴史も過去も総てはいずれ文字と言葉になる 真実など関係ない 文人が書き記した通りに伝えられる 文字や言葉にはそれ…

#前田慶次 かぶき旅 4巻 評論(ネタバレ注意)

隆慶一郎の原作を原哲夫がコミカライズして少年ジャンプで好評を博した、戦国時代のいくさ人で傾奇者の前田慶次郎利益の一代記「花の慶次」、の作者や編集者が他社に引っ越した後の非公式スピンオフってことでいいのかな。本編の関ヶ原の戦いの後、上杉家に…

#イサック 9巻 評論(ネタバレ注意)

「スパイの家」の原作者の、作画担当を替えた現作。大坂夏の陣の終戦後、ヨーロッパに渡ったサムライ傭兵火縄銃スナイパーの戦記もの。 親方の仇を求めて形見の名銃をひっさげて冬王フリードリヒ5世の弟ハインリッヒの軍に従軍してスペイン軍、バイエルン軍…

#ゴールデンカムイ 22巻 評論(ネタバレ注意)

「暗号の解き方を教えないことで杉元は私から離れない 弾除けとなってこの男を守れるのは私だけだ 私が強力な盾となる そしていざとなれば…そう…『道理』があれば 私は杉元佐一と一緒に地獄に落ちる覚悟だ」 このフラグは… 明治40年前後の北海道が舞台。日露…

#王家の紋章 66巻 評論(ネタバレ注意)

「おお ナイルよ 久遠に流れる母なるナイルよ わがエジプトは永遠に… 御身の流れとともにあり…」 「ガラスの仮面」と同年、1976年から秋田書店の「月刊プリンセス」で連載開始された少女漫画。 アメリカの財閥令嬢でエジプトに留学中の高校生・キャロルは、…

#新九郎、奔る! 4巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 北条早雲の伝記を漫画の上手の…

#風光る 最終回(月刊flowers 2020年7月号) 評論(ネタバレ注意)

「神谷清三郎 お前は実に見事な武士であった これほどの武士を俺は他にひとりとして知らぬ」 良い表紙だね。 普段ウチのブログのドル箱記事はFSSの連載の感想記事なんですが、5/28の0時を回ったこの夜半に「風光る」の44巻の感想記事へのアクセスが急増して…