西尾維新の原作を大暮維人がコミカライズして週刊少年マガジンに掲載の鉄板漫画。キャラデザVOFAN準拠。 こんなに美麗な絵でコミカライズされると原作冥利に尽きるでしょうね。ちなみに自分は原作とアニメを消化済み。 『化物語』22巻より(西尾維新/大暮維…
米ハリウッドをモデルにした、架空の映画産業の街・ニャリウッドが舞台。 伝説の名プロデューサーを祖父に持ち、その才能を血と英才教育によって継いだ少女・ポンポさんを中心に、俳優・監督・脚本・音響など映画に関わる様々な人々の映画にかける情熱や悲喜…
妻を亡くし、70歳を迎え引退することにした庭師の親方・誠(せい)と、30歳を迎え同年代の婚約者との婚約を解消した図書館司書・眞(まこ)。 2人は居酒屋の隣の座敷でそれぞれ引退と結婚を祝われていたが、誠は引退の撤回を、眞は婚約の解消を、それぞれ周…
架空の自治体、岡島県・町山市が舞台、岡島県警 町山警察署 町山交番に配属された新人女性警察官・川合麻依と、彼女を取り巻く町山警察署の先輩・上司の警察官たちが織りなす、警察官お仕事漫画。 元警察官が描き、「パトレイバー」「踊る大捜査線」の香りの…
人類社会に低確率で誕生する、バンパイア、雪女、デュラハン、サキュバス、座敷童子などの「亜人(デミ)」がそれぞれの個性を人間社会と折り合い付けながら平和に暮らす世界観の日本。亜人の良き理解者たらんとする高校教師の主人公と、亜人の生徒たちとの…
西暦2220年。 人類は超高速(宇宙)航法技術を手に入れ、各国は大航海時代の欧州列強のように宇宙に進出し入植可能な惑星を探査・開発していて、日本もその例外ではなかった。 惑星開発省 生物管理局の新人職員・朝野みどりは、日本が管理する惑星「瑞穂」に…
現実とは少し違う進化を遂げた、パラレル現代の日本社会。 少子化や子どもへの虐待などの社会問題を解決すべく、日本は子作り・子育てを免許制とし、夫婦が「人の親たるにふさわしいか」を国の「扶養資格適性審査」で測ることとした。 審査は「学力・一般教…
学園祭に合わせて女子生徒の人気投票『女神総選挙』が実施される、国内最多の生徒数を誇る白銀高校。 高IQを誇る三ツ谷(♂)は、昨年の学園祭で意を決し幼馴染のハイスペ美少女・つぐみに告白しようと呼び出したものの、空振って告白すらさせてもらえなかっ…
ジャンプ+でWEB連載されていた、オマージュやパロディを散りばめ中毒性のある言語センスを伴った、基本ギャグコメディ進行の格闘ゲーム×お嬢様のゲーマー漫画。 格闘ゲームとお嬢様は『ハイスコアガール』といい『対ありでした』といい、なんか相性よろしい…
漫画誌「アワーズ」の持ち込み募集ページ用の半ページ?漫画として「作家持ち回りで順番で」と編集部に(結果的に)騙されて2022年まで10年間一人で連載してしまった、水上悟志のエッセイ漫画。 元が半ページ漫画のものに本人と担当のコメントをつけて。 『…
「お似合いですわ〜」って言う役のMOBからネームドに出世したマスメディア部のエリカ(尊かぐや派)とかれん(白銀×かぐや主義)の二人を主人公にした「かぐや様」スピンオフ4コマ。 『かぐや様を語りたい』8巻(赤坂アカ/G3井田/集英社) 本編と同じ世界…
あらかじめお断りしておきますが、この感想はそれっぽい引用をパッチワークのように適当に繋ぎ合わせて並べてそれっぽく憶測というか妄想しているだけで、作者の赤坂アカが何を考えているかなんて私は当然全然わかりません。 名門の子女が集う名門学園の生徒…
難解な作品を前にして「かっこよく評論してるっぽく見せる」常道というかコツとしては、 「わかったような雰囲気を醸しつつも言葉は濁し、後に『正解』が提示された時に恥をかかないよう、致命的な誤読をしている証拠を残さない」 ことです。 内容に対する具…
ガルパン劇場版の超出来物コミカライズ。 最終巻。 人物絵も悪くなし、劇場版と同じく3DCGモデルベースの戦車描写の精度が異常。構図も大胆。 あらすじは劇場版と同じも「裏・劇場版」と呼びたくなる追加シーン満載のコミカライズの醍醐味のような作品。 英…
名家の資産家の子息ながら独立してトレーニングジムを開業したマッチョの朝緋智也(28♂)は、親の騙し討ちで財閥令嬢の女子高生・月ノ院瑠璃(16♀)と見合いをさせられ、これを断って破談とした。 が、瑠璃はまったくめげることなく、ぐいぐいアピールしてく…
大丈夫かなこの表紙。アドセンスのポリシー的にw 美大生の男2、女3の男女5人が部屋にタムロして就職活動から目をそらしつつ酒飲んでバカ話しながらゲームしてだらしないカッコで雑魚寝したりする、全体的に暇すぎるモラトリアム日常漫画。 『惰性67パーセン…
徴兵・動員されたと思しき若者・田丸は昭和19年夏、南太平洋パラオ諸島のサンゴ礁に囲まれたわずか13平方kmの小さな島・ペリリュー島で一等兵として軍役についていた。 飛行場を備えたこの小さな島は戦略的要衝として、日本軍守備隊1万と米軍上陸隊4万が相争…
「最後の表紙、杉元一人なんだな」と思って過去巻の表紙を見たら、基本的に表紙はずっと1人だったんですね。 謎の唯一の例外が18巻。 あんま深い意味はなさそう。 明治40年前後の北海道が舞台。日露戦争の二〇三高地で超人的な活躍をして「不死身の杉元」と…
藤本タツキの単行本一冊分の中編読み切り。 2022年4月にWEB上、ジャンプ+で1ヶ月間の無料公開。 単行本になって所有できて落ち着いて再読すると、記憶してたよりもやっぱ面白いなと思った。 再読して再発見もいくつかあったけど、あんまわざわざ書くことで…
老境で妻を亡くしたステンドグラス作家。 縁切り同然に疎遠になった息子夫婦とは15年間、音信不通。 そんな中、妻を亡くし、天涯孤独の身となった。 創作意欲もなくし、生業としていたステンドグラス教室も閉める決意をしたある日、 『あかり』より(小日向…
母は子どもの頃に蒸発、父は難病、飼い猫は癌、本人は薬物中毒の男の人生の風景。 『玉置勉強短編集 ザ・ドラッグス・ドント・ワーク』より(玉置勉強/ MeDu COMICS) その男との友人付き合いで生活費を援助していた夜職の女のそれから。 いじめられ自殺し…
中学の科学部を舞台に、妄想力豊かだけど照れ屋で素直になれない乙女でヘタレでツインテな上野さんが、キテレツ発明品の実験と称して好きな後輩の男の子の田中くんに合法?的にちょっとエッチなスキンシップを迫って撃沈する、エロギャグ発明ラブコメ。 『上…
中学一年生の"こころ"は、中学入学と同時に始まったいじめで登校拒否になりカウンセリングスクールにも行けずに部屋で引き篭もっていた。 ある日、自室の鏡が光を放ち、こころは鏡の中の世界に引きずり込まれる。そこには西洋風の城が建っていて、狼の面を被…
親が蒸発、借金とともに残された可愛い顔の男子高校生・実が、マンションの隣の部屋の氏名不詳・職業不詳のクレイジーサイコ巨乳美人のお姉さんに養われる話。 「男子高校生を養いたいお姉さんの話」13巻より(英貴/講談社) Wikipediaで「童貞」を調べるな…
ジャンプ+で『さよなら絵梨』(藤本タツキ)を読んだ。 shonenjumpplus.com ちなみに冒頭、「こないだ中学生になった」主人公の誕生祝いケーキに「12さい」と描かれているのは、彼が飛び級である裏設定は作劇上の意味がないので、 ・中1の満年齢を作者がうろ…
美少女を描けないというか描く気がなさそうな「山賊ダイアリー」の岡本健太郎が、人に作画を任せて原作を務める、修学旅行の飛行機が洋上に墜落して生き残った女子高生4人の無人島サバイバルな四少女漂流記。 サバイバルなので基本的にストーリーはないに等…
3度のTVアニメ化に劇場版に、というメジャー作の12年目。 田舎の小中一緒の分校を舞台に、登場人物は常に見切れてて出番もセリフもほとんどない1人を除いてすべて女子、時間軸が止まったタイトルどおりの日常コメディ、という美少女サザエさん。 「のんのん…
たぶん今あなたがタイトルから想像されたとおりの漫画です。 仕事などの日常に疲れた競馬ファン女子が、幼少期を思い出しながら競馬場のスタンドから奮闘するサラブレッドや騎手・調教師などの関係者の応援し、そして「スタグル」ならぬ「競馬場グルメ」を食…
漫画「大砲とスタンプ」の作者で、ミリタリー考察やソ連・ロシアの造詣の深さで知られ「戦争は女の顔をしていない」コミカライズ監修も務める速水螺旋人の短編集。 アイデア豊富な人で、ワンイシューで軽めの、「昔話」「童話」「とんち話」みたいな雰囲気の…
おしゃれな雑貨店で働く引っ込み思案で他人とのコミュニケーションが苦手な女性・野仲は、おしゃれで可愛い職場や同僚の雰囲気になかなか馴染めずにいた。 「阪急タイムマシン」より(切畑水葉/KADOKAWA) 編み物作家・FIKAのファンである野仲は、ある日の…
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