#AQM

あ、今日読んだ漫画

家族

#主君と旅する幾つかの心得 1巻 評論(ネタバレ注意)

銀河のあまたの星ぼしが群雄割拠な勢力たちに統治される宇宙。 『主君と旅する幾つかの心得』1巻より(速水螺旋人/白泉社) 銀河帝国の名門、ケモ耳が特徴のメリークリスマス公爵家の6女・メルガレッタは、20人ぐらいいる兄弟姉妹たちの家督後継争いに嫌気…

#アカイロフラグ 【完】 評論(ネタバレ注意)

『ハイスコアガール』シリーズ等で著名な押切蓮介の恋愛もの連作短編集。 『アカイロフラグ Summer』 「ネットの掲示板」が存在する程度の現代。 『アカイロフラグ』より(押切蓮介/KADOKAWA) 借金苦で荒れた家庭と馴染めない学校生活、いずれにも居場所が…

#FX戦士くるみちゃん 7巻 評論(ネタバレ注意)

2008年、中学3年の少女・くるみの母親は、単身赴任の夫に内緒で家計をFXの豪ドル円につっこみ、リーマンショックによる金融危機で2000万円の損失を出して自殺した。 『FX戦士くるみちゃん』7巻より(炭酸だいすき/でむにゃん/KADOKAWA) 2014年、20歳の大…

#SPY×FAMILY 14巻 評論(ネタバレ注意)

凄腕スパイ・暗号名「黄昏」に下った新たな指令は、妻と新小学生の子どもを調達して敵国の名門校のPTAに潜入し、平和を脅かす危険な黒幕に近づくこと。 『SPY×FAMILY』14巻より(遠藤達哉/集英社) 任務のために孤児院で適当に選んで引き取った娘・アーニャ…

#怪獣カムイ 1巻 評論(ネタバレ注意)

「ジャケ買い」ならぬ、「アキバblog買い」の「作者買い」です。 アキバblogの記事を見て、 akibablog.blog.jp 「あの『地球から来たエイリアン』の作者の新作」と知って、 aqm.hatenablog.jp 買って読みました。 現代日本。 正体不明の巨大生物(怪獣)「震…

#朱のチーリン 1巻 評論(ネタバレ注意)

自分は割りと『三国志』に関しては「にわか」で、社会人になるまで触れてきませんでした。 『三国志』の英雄たち、登場人物がシンプルすぎる似たような名前ばかりで区別がつかず、苦手意識がありました。 なので『三国志』の定番、横山光輝『三国志』や、コ…

#馬刺しが食べたい 【完】 評論(ネタバレ注意)

美術部員の女子高生・梅野かえでは、コンクールに半分ウケ狙いで馬刺しの油絵を出展したところ、大賞を受賞。 学校はかえでの受賞を祝すのと、半分ウケ狙いで、学校の玄関にかえでの受賞作品を展示。 『馬刺しが食べたい』より(桜井さよる/集英社) かえで…

#ルリドラゴン 2巻 評論(ネタバレ注意)

女子高生・ルリは、ある朝目覚めると頭から2本のツノが生えていた。 通学前の慌ただしい時間帯にツノに驚く母が言うには、ルリの父親はどうやらドラゴンらしかった。 納得いかないまま登校したルリは、そのツノを周囲にゆるく驚かれつつ普通に授業を受けてい…

#リアル 16巻 評論(ネタバレ注意)

なんか知らん間に電子書籍も売ってんですね、コレ。調べたら2019年に既刊を全部、電子書籍化とのこと。 言わずと知れた『スラムダンク』作者・井上雄彦の不定期連載継続中の2作のうちの1作。もう1作は講談社の『バガボンド』。 自ら監督した『スラムダンク』…

#灰仭巫覡 1巻 評論(ネタバレ注意)

「この作品は人を選ぶと思います」 と 「自分は面白かったです」 を同時に言うと、 「自分はお前と違って『理解れる側』だ」 というマウントとってるみたいな意味が、意図せず、自然と、生じてしまうので、言葉というのは難しいものだと思います。 さて。 こ…

#ペリリュー ―外伝― 3 ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 評論(ネタバレ注意)

徴兵・動員されたと思しき若者・田丸は昭和19年夏、南太平洋パラオ諸島のサンゴ礁に囲まれたわずか13平方kmの小さな島・ペリリュー島で一等兵として軍役についていた。 飛行場を備えたこの小さな島は戦略的要衝として、日本軍守備隊1万と米軍上陸隊4万が相争…

#サボタージュ・サマー 1巻 評論(ネタバレ注意)

長谷川 湊(はせがわ みなと)(22歳 ♀)は、スタイリストを志して都内の美容院でアシスタントとして働いていたが、美容院の経営の悪化に伴い店は閉店、突然無職に。 『サボタージュ・サマー』1巻より(天野茶玖/芳文社) 次の職場を探すでもなく実家で油を売っ…

#ヤニねこ 5巻 評論(ネタバレ注意)

ボロアパートで暮らすヤニねこは猫耳で美少女だったが、ぐーたらでだらしなくて下品で臭くて汚いヤニカスだった。 そんな彼女の、ぐうたらでだらしなくて下品で臭くて汚くて可愛くてちょっとエロい日常。 『ヤニねこ』5巻より(にゃんにゃんファクトリー/講…

#MFゴースト 20巻 評論(ネタバレ注意)

『MFゴースト』は『頭文字D』と同じ世界観。 あっちが基本的に90年代を舞台にした作品であるのに対し、こっちは202X年が舞台の続編という位置づけです。大体20〜30年後?という感じ。前作の登場人物たちがおじさんになって脇役で大量に登場。 『MFゴースト』…

#ヤニねこ 4巻 評論(ネタバレ注意)

ボロアパートで暮らすヤニねこは猫耳で美少女だったが、ぐーたらでだらしなくて下品で臭くて汚いヤニカスだった。 そんな彼女の、ぐうたらでだらしなくて下品で臭くて汚くて可愛くてちょっとエロい日常。 『ヤニねこ』4巻より(にゃんにゃんファクトリー/講…

#FX戦士くるみちゃん 6巻 評論(ネタバレ注意)

萌え漫画みたいな表紙ですけど、『ハンター×ハンター』の「予言の四行詩」を思い出します。 「『眠り』や『降りる』は死を暗示する」 ってやつ。 『FX戦士くるみちゃん』6巻より(炭酸だいすき/でむにゃん/KADOKAWA) 2008年、中学3年の少女・くるみの母親…

#クプルムの花嫁 5巻 評論(ネタバレ注意)

「クプルム」ってなんだろう?と思って調べたらラテン語でcuprum 、英語のcopperで「銅」だそうです。 直訳で「銅の花嫁」というよりは、「妖怪・銅叩きの花嫁」という感じ。 新潟県 燕三条(三条市と燕市)。 『クプルムの花嫁』5巻より(namo/KADOKAW…

#デスサイズキューティー 1巻 評論(ネタバレ注意)

佐藤聡子、妙齢、メガネ、スタイルよし。 出会い系アプリで結婚詐欺に遭い、会社の金を横領。 その会社がヤクザのフロント企業だったため、いきなり絶体絶命。 ヤクザが提示した、助命と借金帳消しの条件は、ある小学生女子と同居することだった。 『デスサ…

#SPY×FAMILY 13巻 評論(ネタバレ注意)

凄腕スパイ・暗号名「黄昏」に下った新たな指令は、妻と新小学生の子どもを調達して敵国の名門校のPTAに潜入し、平和を脅かす危険な黒幕に近づくこと。 『SPY×FAMILY』13巻より(遠藤達哉/集英社) 任務のために孤児院で適当に選んで引き取った娘・アーニャ…

#ヤニねこ 3巻 評論(ネタバレ注意)

ボロアパートで暮らすヤニねこは猫耳で美少女だったが、ぐーたらでだらしなくて下品で臭くて汚いヤニカスだった。 そんな彼女の、ぐうたらでだらしなくて下品で臭くて汚くて可愛くてちょっとエロい日常。 『ヤニねこ』3巻より(にゃんにゃんファクトリー/講…

#MFゴースト 19巻 評論(ネタバレ注意)

『MFゴースト』は『頭文字D』と同じ世界観。 あっちが基本的に90年代を舞台にした作品であるのに対し、こっちは202X年が舞台の続編という位置づけです。大体20〜30年後?という感じ。前作の登場人物たちがおじさんになって脇役で大量に登場。 『MFゴースト』…

#ドッグスレッド 1巻 評論(ネタバレ注意)

『ゴールデンカムイ』で大ブレイクを果たした野田サトルの新作。 自分はこの漫画は連載は追わず、単行本派で行こうと思います。 『ドッグスレッド』1巻より(野田サトル/集英社) 中学生の少年・白川朗(しらかわ ろう)は、フィギュアスケート選手として将…

#新九郎、奔る! 14巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 ja.wikipedia.org 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 『新九郎、奔…

#プラネットガール 3巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

少し未来。惑星ナズルの有人探査を行っていた宇宙船アルカディア号が消息を絶った。 15年後、アルカディアの飛行士の息子・砂鉄は、遭難の原因を明かさない宇宙環境開発管理機構に不信を持ち、独力でナズルに辿りつき遭難の謎に迫るべく、町の宇宙船工場のエ…

#ダイヤモンドの功罪 4巻 評論(ネタバレ注意)

小学5年生の少年・綾瀬川次郎は、人格はただのスポーツ好きの遊びたい盛りの子どもだったが、体格と運動神経に優れる素質が災いし、スポーツ競技を習い始める度に、先に始めた子ども達を一瞬で抜き去って傷つけて逆恨みを買い、コーチたちからはより上位のク…

#それでも歩は寄せてくる 17巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

2人しかいない将棋部の、おさげデコ部長・八乙女うるし(高2♀)と、好き丸出しのくせに頑として認めない無表情部員・田中歩(高1♂)の、告白前の高校生男女が好き丸出しで部室で将棋指しながら甘酸っぱくイチャイチャしてる、可愛いは正義のショートラブコメ…

#なんくるなんない! 1巻 評論(ネタバレ注意)

作者の前作は映画に絡めた歳の差恋愛を描いた『水曜日のシネマ』。 aqm.hatenablog.jp 4年ぶりの新刊は出版社を講談社から小学館に移して。おかえりなさい。 現代、日本、沖縄。 『なんくるなんない!』1巻より(野原多央/小学館) 比嘉雷吉(38♂)、陸上自…

#宇崎ちゃんは遊びたい! 11巻 評論(ネタバレ注意)

既にラノベ風のタイトルをあえてラノベ風にすると「目ツキ悪くてボッチ好きの俺の後輩がバカうざ可愛い"ッス"口調のショートカット構ってちゃんチビ巨乳のわけがない」という感じ。 『宇崎ちゃんは遊びたい!』11巻より(丈/KADOKAWA) 目つきが鋭く細マッ…

#あかね噺 9巻 評論(ネタバレ注意)

浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、父に倣って一門ナンバー2の落語家・…

#ぶんぶくティーポット+ 8巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

4~6コマの変則ページ、フルカラーで絵本みたい。 人間に化けて暮らすのたぬき一家、主人公はたぬき妹"ふみ"になろうかと思います。ふみの友達のキツネ女子、ネコ女子、コウモリ女子との学園生活など。 まんだらけ刊という変わり種。 『ぶんぶくティーポット…