#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

芸術・音楽

#SAWA-元殺し屋の推し活- 1巻 評論(ネタバレ注意)

幼少期に父親の借金のカタとして海外の犯罪組織に売り飛ばされたサワ。 借金返済のために組織の殺し屋として働いて20年、ついに父親の借金を完済し、晴れて自由の身となる。 『SAWA-元殺し屋の推し活-』1巻より(裏ロジ/KADOKAWA) これまでの貢献に対する…

#あかね噺 9巻 評論(ネタバレ注意)

浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、父に倣って一門ナンバー2の落語家・…

#ブルーピリオド 15巻 評論(ネタバレ注意)

男子高校生・矢口八虎は、金髪ピアスで夜遊びしたりタバコ吸ったりしつつも、将来のために勉学を欠かさず学業成績優秀、コミュ力もばっちりというリア充DQNエリートな万能人間だったが、情熱を注ぐ先を見つけられず、どこか借り物の人生のような空虚さを感じ…

#IDOL×IDOL STORY! 3巻 評論(ネタバレ注意)

『NEW GAME!』の aqm.hatenablog.jp 得能正太郎の新作は、アイドル・オーディション・リアリティショーもの。 『IDOL×IDOL STORY!』3巻(得能正太郎/芳文社) デビューの座とアイドルの高みを目指して、仲間&ライバルとしてシノギを削る少女たち。 渚 美海…

#アナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている― 3巻 評論(ネタバレ注意)

ルネサンス期、15世紀末のミラノ公国。 当時の医療従事者「理髪外科医」を営む父親の助手・見習いを務める少年・サルヴァトーレ(通称・トト)は、しかし1000年前の医術書による旧態依然の医療知識体系や技術に疑問を持っていたところ、同じく人体の構造に強…

#あかね噺 8巻 評論(ネタバレ注意)

浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、父に倣って一門ナンバー2の落語家・…

#かげきしょうじょ!! 14巻 評論(ネタバレ注意)

AKB的なグループで総選挙13位ながら握手会でファンに「キモチワルイ」つって炎上、追放されるように卒業した元アイドル、無表情クールで人嫌いの愛。 すみれの花咲く頃、宝塚的な歌劇団に付属する養成機関・音楽学校への入学を果たし、そこで出会ったのは長…

#ワンダンス 11巻 評論(ネタバレ注意)

共感性羞恥でダンスを観ることすら苦手な新入生・小谷 花木(こたに かぼく♂)、通称「カボ」。 『ワンダンス』11巻より(珈琲/講談社) 長身でバスケ部出身、吃音症(どもり)で言葉での自己表現が苦手。 他人に合わせて生きつつどこか窮屈さを感じている…

#ぼっち・ざ・ろっく! 6巻 評論(ネタバレ注意)

内気で引っ込み思案な少女・ひとり、通称"ぼっち"が、陰キャな自分をなんとかしようと中学1年で一念発起、ギターの練習を始め毎日6時間を欠かさず2年。 アカウント「ギターヒーロー」としてネットのギターソロ「弾いてみた」系動画のカリスマにはなったもの…

#あかね噺 7巻 評論(ネタバレ注意)

浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、父に倣って一門ナンバー2の落語家・…

#海が走るエンドロール 5巻 評論(ネタバレ注意)

65歳にして連れ添った夫を亡くした、うみ子。 夫とデートで行った映画館の記憶に触発されて20年ぐらいぶりに映画館を訪れる。上映中に昔からの癖で客席を振り返って見回すと、先ほどロビーで肩が当たって挨拶した美しい若者と目が合ってしまう。その若者は名…

#ROCA: 吉川ロカ ストーリーライブ 【完】 評論(ネタバレ注意)

4コマ漫画家・いしいひさいちの、朝日新聞朝刊に長期に渡って連載された4コマ漫画『となりのやまだくん』、途中改題して『ののちゃん』の登場人物の、スピンオフ同人誌として2022年に発刊され話題になった作品。 2023年7月31日に電子書籍(kindle)化されま…

#ブルーピリオド 14巻 評論(ネタバレ注意)

男子高校生・矢口八虎は、金髪ピアスで夜遊びしたりタバコ吸ったりしつつも、将来のために勉学を欠かさず学業成績優秀、コミュ力もばっちりというリア充DQNエリートな万能人間だったが、情熱を注ぐ先を見つけられず、どこか借り物の人生のような空虚さを感じ…

#ばらかもん 19巻 日々 【完】 評論(ネタバレ注意)

アニメ化もされた田舎暮らし日常コメディ。 2018年に完結。ちょうど自分がこのブログを始めた頃ぐらい。 5年おいて、ドラマ化するんですっけ? のプロモーションも兼ねて、という感じの後日譚の日常エピソード。 『ばらかもん 19巻 日々』より(ヨシノサツキ…

#あかね噺 6巻 評論(ネタバレ注意)

浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、父に倣って一門ナンバー2の落語家・…

#IDOL×IDOL STORY! 2巻 評論(ネタバレ注意)

『NEW GAME!』の aqm.hatenablog.jp 得能正太郎の新作は、アイドル・オーディション・リアリティショーもの。 デビューの座とアイドルの高みを目指して、仲間&ライバルとしてシノギを削る少女たち。 『IDOL×IDOL STORY!』2巻(得能正太郎/芳文社) すいま…

#アナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている― 2巻 評論(ネタバレ注意)

ルネサンス期、15世紀末のミラノ公国。 当時の医療従事者「理髪外科医」を営む父親の助手・見習いを務める少年・サルヴァトーレ(通称・トト)は、しかし1000年前の医術書による旧態依然の医療知識体系や技術に疑問を持っていたところ、同じく人体の構造に強…

#IDOL×IDOL STORY! 1巻 評論(ネタバレ注意)

渚 美海(なぎさ みみ)、22歳。通称「ミミ助」。 かつてインディーズ・アイドルとして舞台に立っていたが、向上心が低いメンバーに『スラムダンク』の赤木のようにゲキを飛ばす勇気を出せず、グループはそのまま芽が出ないまま解散。 『IDOL×IDOL STORY!』1…

#アナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている― 1巻 評論(ネタバレ注意)

通常営業 臨時営業 本作との出会いの特殊性に鑑みたメタ所感 作品の存在を認知してませんでした タイトルについて 画力と、作者自ら上げるハードル 医療シーンやルネサンス時代背景の描写の不足 BL匂わせ要素 WEB配信サイト 評価 通常営業 ルネサンス期、15…

#突発的クリエイトファミリー 1巻 評論(ネタバレ注意)

玉置勉強の新作。 アニメ化されるまでには至らずとも、マンション購入できるぐらいには過去にラノベで一発当てた作家・井上。 45歳、バツイチ、子どもなし。 『突発的クリエイトファミリー』1巻より(玉置勉強/MeDuCOMICS) 知り合いが大ヒット作家になった…

#あかね噺 5巻 評論(ネタバレ注意)

浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、一門ナンバー2の落語家・阿良川志ぐ…

#ニャリウッド!1 NYALLYWOOD STUDIOS SERIES 映画大好きマズルカちゃん 評論(ネタバレ注意)

米ハリウッドをモデルにした、架空の映画産業の街・ニャリウッドが舞台。 伝説の名プロデューサーを祖父に持ち、その才能を血と英才教育によって継いだ少女・ポンポさんを中心に、俳優・監督・脚本・音響など映画に関わる様々な人々の映画にかける情熱や悲喜…

#ワンダンス 10巻 評論(ネタバレ注意)

共感性羞恥でダンスを観ることすら苦手な新入生・小谷 花木(こたに かぼく♂)、通称「カボ」。 長身でバスケ部出身、吃音症(どもり)で言葉での自己表現が苦手。 他人に合わせて生きつつどこか窮屈さを感じている少年が、高校でダンスに夢中な少女とダンス…

#海が走るエンドロール 4巻 評論(ネタバレ注意)

65歳にして連れ添った夫を亡くした、うみ子。 夫とデートで行った映画館の記憶に触発されて20年ぐらいぶりに映画館を訪れる。上映中に昔からの癖で客席を振り返って見回すと、先ほどロビーで肩が当たって挨拶した美しい若者と目が合ってしまう。その若者は名…

#BLUE GIANT EXPLORER 8巻 評論(ネタバレ注意)

若き日本人ジャズ・サックス・プレイヤー宮本大のサクセス・ストーリー。 日本を舞台にした「BLUE GIANT」、ヨーロッパを舞台にした「BLUE GIANT SUPREME」に続いて第三部に相当。今度の舞台はジャズの本場、アメリカ。 ゼロからスタート、偏屈で強力なメン…

#かげきしょうじょ!! 13巻 評論(ネタバレ注意)

AKB的なグループで総選挙13位ながら握手会でファンに「キモチワルイ」つって炎上、追放されるように卒業した元アイドル、無表情クールで人嫌いの愛。 すみれの花咲く頃、宝塚的な歌劇団に付属する養成機関・音楽学校への入学を果たし、そこで出会ったのは長…

#ムラサキ 5巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

難解な作品を前にして「かっこよく評論してるっぽく見せる」常道というかコツとしては、 「わかったような雰囲気を醸しつつも言葉は濁し、後に『正解』が提示された時に恥をかかないよう、致命的な誤読をしている証拠を残さない」 ことです。 内容に対する具…

#あかね噺 4巻 評論(ネタバレ注意)

浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、一門ナンバー2の落語家・阿良川志ぐ…

#ぼっち・ざ・ろっく! 5巻 評論(ネタバレ注意)

内気で引っ込み思案な少女・ひとり、通称"ぼっち"が、陰キャな自分をなんとかしようと中学1年で一念発起、ギターの練習を始め毎日6時間を欠かさず2年。アカウント「ギターヒーロー」としてネットのギターソロ「弾いてみた」系動画のカリスマにはなったものの…

#ブルーピリオド 13巻 評論(ネタバレ注意)

このバブみ師匠に対する藝大教授陣(助手だけど)の評価というのは作中から見えるんですが、 『ブルーピリオド』13巻より(山口つばさ/講談社) 「宗教」が公然とシンプルに悪口として使われててちょっと笑ってしまったw 藝大出身者である高校美術教師(副…