浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 内密かつ非公認に、一門ナンバー2の落語家・阿良川志ぐ…
前巻の感想で どなたかがどこかでコメント書いてましたが、ポスト『アクタージュ』感もあり。 むしろそのオリジナルの『ガラスの仮面』感かな。 ヒロインの快進撃で解説役が白目で「恐ろしい子…!」って言いそう感。 とか思ってたら、 『あかね噺』3巻より(…
浅草の阿良川一門の落語家(二ツ目)阿良川志ん太の娘、小学生・朱音(あかね)は父親の落語を誇りに思い憧れていた。 朱音も応援する父親の真打昇進試験、しかしその顛末は予想だにしないものだった。 『あかね噺』1巻より(末永裕樹/馬上鷹将/集英社) …
現時点の既刊の最新刊、2012年に発刊。 「紅天女」試演の舞台、汐留の再開発地区の廃墟「シアターX」で記者会見に臨む、マヤと亜弓さん。見えない目でシアターXの距離感を掴もうとする亜弓さん、黒沼組の一日だけの舞台稽古。 一方、速水真澄の婚約者・詩織…
速水真澄の婚約者・詩織の小細工失敗により、豪華客船のナイトクルージングでばったり遭遇したマヤと速水。 一夜限りのプリティウーマン展開。はい豆ダヌキいただきましたー。あれがデネブ、アルタイル、ベガいただきましたー。暁の水平線をバックに気持ちを…
「紅天女のセリフ おまえまだ理解してないだろ?」 「はい…」 「おれもだ よくわからん」 大丈夫なのこの人たちwww マヤチーム、黒沼監督の発案で、満員のファミレスで周りに不審に思われないように普通の会話を装いながら「紅天女」セリフ合わせ。おもし…
「ぼくは『人形』の写真は撮らない…! 心のないものは撮らないんだ 紅天女の"形"だけには興味がない…!」 ハミルてめ亜弓さんの厚意で撮らせてもらってる分際で態度でけぇぞ。 私は43巻から初見。ちなみに前回書いた通り42巻で携帯電話が登場しますが、43巻…
剣聖ダグラス・カイエンと ファイブスター物語 リブート 6巻より
ブログの記事が4連続で百合作品が続いたので少し目先を変えようと「ガラスの仮面」を読み進めましたが、期せずして結果的に百合度が高いエピソードでした。 「ガラスの仮面」は次の42巻まで紙書籍で持ってたんですけど、数年前にkindle移行しようと処分して…
「くやしい…!くやしい…!」 「どんなことをしても歯がたたない…!」 「紅天女はあの子のものだわ…!」 「わたしの演技なんて…!」 「北島マヤ…!あなたが憎い…!」 紅天女のふるさとでマヤと亜弓の稽古の最中、再び心臓の発作で倒れる月影先生。彼女を呼ぶ…
(なんとなく…?カッコいいからですって…!?) (あの子は芝居の本質がわかっている!) (どうして!?たいした努力もしてないくせに! それが才能だっていうの…!?) マヤの天才っぷりにブチ切れ亜弓さん。ドサクサ紛れにけっこう失礼なことを…w 桜小路…
舞台「忘れられた荒野」のジェーン役で見事、日本演劇協会最優秀演技賞を受賞し、「紅天女」候補に生き残ったマヤ。 その過程で「紫のバラの人」の正体が速水真澄であることに気づき激しく動揺する。 「紅天女」の製作は病身の月影先生から全日本演劇協会に…
紅天女に向けて月影先生の出した条件、芸術大賞or日本演劇協会最優秀演技賞をクリアする最初で最後のチャンスに、鬼才・黒沼監督、若手のホープ・桜小路くんと組んで臨む舞台「忘れられた荒野」、ジェーン役。 事務所の政略と圧力や黒沼監督のパワハラで予算…
亜弓さんが一人芝居「ジュリエット」でアカデミー芸術大賞を獲った際に、月影先生がマヤに出した条件が 「2年以内に同等の賞(芸術大賞もしくは日本演劇協会最優秀演技賞)を獲れれば、 姫川亜弓共々、紅天女を演じる女優のコンペの挑戦権を与える。 獲れなけ…
「豆だぬきがよく化けたごほうびに約束通りきみにたっぷりと花を贈ろう」 「豆だ…」 極寒のように凍える復讐心と春の太陽のような微笑み。マヤと亜弓に役どころを掴ませるため、月影先生は2人を精肉卸屋の−22℃の業務用冷凍庫に閉じ込めるのだった…! 月影先…
「(亜弓さん…)あの…よかったら一緒に帰らない?」 「(マヤ…)そうね いいわ 一緒に帰りましょう」 マヤと亜弓さんって顔に縦線入れて白目むいて「(恐ろしい子…!)」とか言い合ってる印象しかないので、たまに仲良く日常会話してるだけで百合に見えてき…
1冊半かけて「真夏の夜の夢」編、マヤは妖精パック役。可愛くて昔から好きなんですよね、マヤのパック。 地下劇場で公演を続ける「劇団つきかげ+劇団一角獣」。大劇場へのステップアップに「真夏の夜の夢」の公演を吉祥寺の大劇場に売り込みするもけんもほ…
芸能界からの追放同然に大都芸能との契約も解除、何もかも失って劇団つきかげの仲間たちの元に帰ってきたマヤ。 月影先生は考えがあって劇団の練習の参加を禁止。復帰した高校でも演劇部からは入部拒否。 名声も仕事も失い母親を亡くし演技への情熱も失いか…
「みてらっしゃい…!」 「わたしはあなたのようなひきょうな役者は許せないの…!」 「北島マヤのためにも…!」 昔読んだ時は、この作品で泣いたことなかったと思うんですけどね… マヤ、芸能界の栄光と没落編。 「奇跡の人」の成功をきっかけに大都芸能のもと…
「闘いは終わった!サリバンとヘレンの…そして姫川歌子とマヤの…」 「こんな充実感は久しぶりだわ 舞台が終わったあとも体中の血が熱い… 本物のサリバンになれたような気がした… あなたとコンビを組んでよかったと思ってるわ」 初期の名エピソードとして名高…
亜弓「ヘボ役者」 マヤ「(…!)」 商業劇場・栄進座に飛び込み営業出演からの舞台荒らし伝説、大学演劇部の手伝いのバイトで主役奪っちゃう、商業舞台「嵐ヶ丘」のオーディションからキャサリン役で更に舞台荒らし伝説、見かねた月影先生のオーダーで「石の…
1〜4巻までは「1冊1章」構成だったのが、人気が安定して長いエピソードを描く余裕が出てきたのか、5巻以降は徐々に1章にかける冊数が増えていきます。 この漫画のタチ悪いところは、章構成のはずなのに必ず巻またぎで次が気になるヒキが入るので止めどころが…
電子書籍が販売停止になっていたそうで、版元を作者の個人会社に変えて再開とのことで各所で話題、かつ1〜3巻が0円セールなので買い戻し。 99nyorituryo.hatenablog.com 紙の初版は1976年。 紙書籍版ではマヤがケータイでメール始めるくらいまでは追っかけて…
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