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#mono 3巻 評論(ネタバレ注意)

「ゆるキャン△」のパノラマ背景でも話題になった作者が取材を通じた趣味と実益が高じて描く、女子高生 写真部あらためシネフォト部4コマ。

舞台は再び山梨、憧れの先輩が卒業し廃部の危機の写真部…お前らいっつも廃部の危機だな。同じく潰れそうな映研と合併、「シネフォト部」として無事存続。

『mono』3巻より(あfろ/芳文社)

彼女たちを取材する漫画家とその友人バイカー。

巻の前半は女子高生組の夏の終わり、山梨の名物かき氷食べ歩きツアー編、ホラー映画を撮ってみる編。

後半は漫画家組(キャラ増えた)が作品のアニメ化に際するあるある話やら印税の話やら、タブレット作画の際の左手用デバイス(キーボード)の自作の話やら。

『mono』3巻より(あfろ/芳文社)

一応、表紙の女子高生達が主人公ヒロインだと思うんですけど、上述の通り巻の後半はまったく登場しません。

『ゆるキャン△』も名前のとおりユルい漫画ながら、一応「女子高生が」「キャンプをする」というコンセプトに沿って、彼女達が可愛かったり癒されたりのキャラ人気と小ネタで稼ぐ、とフォーマットが決まってんですけど、『mono』は「主要キャラ全員女性」以外はコンセプトもフォーマットも更にユルくて自由です。

『mono』3巻より(あfろ/芳文社)

想像するに、元々『ゆるキャン△』の取材過程で作者がカメラにハマって取材旅行で写真撮りまくって、素材が勿体無いから活かせる作品もう一個建てるか、で始まった作品だと思われますが、今巻は更に

「もったいないし、もう自分(作者)が体験したこと全部ぶち込んでいこう」

みたいな感じに。

漫画家のキャラ増えてるしw 漫画家のモチベの話やら印税の話やら作品アニメ化の裏話やら作画ツールの自作やら、もう写真部も女子高生も全然関係ねーしw

『mono』3巻より(あfろ/芳文社)

作者の実体験をベースにしたエッセイ漫画を女性キャラの日常4コマに仮託してるだけっちゃだけなので、「ブログでよくない?」と思いますし、「ブログにするなら、漫画家なんだし漫画でもよくない?」とも思います。

もうこっちは特にアニメ化されようともしてないというか、ウケも狙ってないっぽいので流したネタがほとんどですけど、ちょいちょいキレのいいネタもあり、巻末には『ゆるキャン△』との軽い番外編もあり、という。

『mono』3巻より(あfろ/芳文社)

『ゆるキャン△』の合間の気分転換に息抜きで描いてるような漫画で、気合いは入ってないんですけどリラックスして楽しそうに描いてて、これはこれで。

 

 

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