#AQM

I oppose and protest the Russian invasion of Ukraine.

#幼女戦記 10巻 評論(ネタバレ注意)

人事管理職サラリーマンがリストラ逆恨みで殺されて成仏の際に神に反抗した罰で、近代欧州そっくりな異世界、第一次大戦前のドイツそっくりな帝国の魔導師の素質持ちの女児に転生。

戦勝と栄達と安穏な後方勤務を夢見つつ、少佐の階級、エース・オブ・エース「白銀」の二つ名、「ラインの悪魔」の悪名、第二〇三遊撃航空魔導大隊の大隊長として、本格的な戦闘機の登場直前の時代の戦場の空を支配する主人公ターニャ・デグレチャフ11歳。属性てんこ盛りでタグいくつあっても足りねえ。

戦場で猛威をふるいつつ、軍内では夢の後方勤務に向けて努めて謙虚に振る舞うほどに、静かに闘志を燃やす「忠国の戦争狂」として評価され怖れられ最前線に投入される誤解と不幸。ヤン提督か君は。

今巻は手柄を譲った海軍が敵艦隊を取り逃す痛恨のミス、銃殺も覚悟して心配性のターニャ吐きそう。

 「(意味のある進言と保身の両立!敗戦国の回避!)」

「(危険な任務は戦闘機乗りに押しつけつつ 私は後方でエリートコースだ!!)」

まあ、なんて子供らしく可愛らしい無邪気な笑顔。

 

「(すさまじい熱意だ 『白銀』は前線に戻りたくて仕方ないのだろう)」

ででーん!ターニャ、アウトー。