「またマリアだー」
「やめてよー 何の為に皆がコソコソサキュバス使ってんのよー」
「マリアのバカー空気よめー」
「あの子 戦争そのものをなしにしちゃうんだもん!」
「迷惑だわーまたここの仕事代もらえないじゃんよー」
この辺からもう旧版読んだ記憶がなく初見。
イングランドの魔女・ビブの他、同業者の魔女(MOB)もたくさん登場。戦争への魔女の介入は、使い魔を使って寝床の兵を骨抜きにする傭兵稼業、というかそれしか認可されてない感じなのね。
ルール無用でドラゴンやゴーレムを召喚して戦場ごと吹っ飛ばして戦争を止めようとするマリア。人の分を超えた力を振るうマリアに罰を与える大天使ミカエル。
コメディ作品かと思ったらシリアス展開。
「知ってる?マリア
かつてあなたみたく世界中の人々を救いたいと願った人間がいたのよ
結局その人間は十字架しょってゴルゴダの丘につっ立っちゃったわ」
「ミカエル!そんなにマリアは悪い子なの?
ヤハウエのように人を殺したりしてないのよ
好きな男の名前すら聞けない子のクセに
たったひとりで世界を救おうとしているのよ
もう許してあげてよ 静かにするから
私がもっとがんばってマリアの願いを叶えるから」
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