#AQM

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#水曜日のシネマ 2巻 評論(ネタバレ注意)

映画マニアばかりのレンタルビデオ屋の職場で、独り映画鑑賞歴ほぼゼロでコンプレックス抱えた大学入りたてバイト始めたての女の子・奈緒(18)。

毎週水曜の仕事後に控え室で一緒にお勧め映画観てくれる、映画大好き無精ひげ店長42歳独身を好きになる、「恋は雨上がりのように」の映画好き版。

前巻最後で店長に告白した奈緒。店長の返事は「ありがとう」でも「ごめん」でもなく、「間違ってるよ」だった。

今巻は青春時代に「間違った」店長の回想、察して店長に説教する女友達、2人の仲の再構築。

「シザーハンズ」、「ドラゴンボール」、押井守いろいろ、「BTTF」、「(500)日のサマー」、「雨に唄えば」、「最強のふたり」。

「歳の差」「映画好き」が売りの恋愛ものだけど、ヒロインがやや薄いのと、店長が恋愛に無気力で下心を含めてもヒロインに惹かれてるように全然見えないのが、大人の責任とか葛藤とかナルシズムとか以前に、大丈夫かな。

男女ともそうそうドラマティックな性格してねえとか、ぶっちゃけ42歳独身の店長が今更生き方変えるの面倒くさいとか、リアルだったらあるあるなんですけど、恋愛漫画だしもうちょっとドキドキさせて欲しいというか。

 

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