AQM

I oppose and protest Russia's invasion of Ukraine.

#ガールズ&パンツァー リボンの武者 11巻 評論(ネタバレ注意)

「ムカデさん…あなたたちはなにをしたいの?」

「戦ってみたいんです!」

「西住みほと…戦車戦を!」

00年代から戦車と少女を描き、ガルパンにも「キャラクター原案協力」でクレジットされる野上武志、が描くガルパンのスピンオフ。

本編未登場の信州・楯無高校のサムライ女子高生、大洗の全国優勝で血が滾った鶴姫しずかが伝統の赤備えの九七式軽装甲車で、戦車道連盟非公認・重量10トン以下の軽戦車・豆戦車の戦車道競技「強襲戦車競技(タンカスロン)」で強豪校に殴り込み。
本編の強豪校のあんな人やこんな人も次々参戦。

24時間耐久バトルロイヤル「大鍋(カルドロン)」編、決着。

伝説の鬼との戦いを通じて戦車道をやる意味に目覚めるいくさ乙女たち。
自分たちが通った道を行く若者たちを丘の上から見つめる両家元。

戦車道とは何か、武道とは何か。
スポーツでも精神修養でもなくその本質は闘争本能と破壊の美学である、と伝統戦車道を真っ向否定する境地に至った彼女たち。彼女たちは伝統戦車道が生んだふたりの化け物、島田愛里寿と西住みほを超えられるのか。

やりたい放題、これぞスピンオフの醍醐味。

ラスボスの背中が振り向いて、終わりが近いのかもしんないね。

 

aqm.hatenablog.jp