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#しょうもない僕らの恋愛論 2巻 評論(ネタバレ注意)

「あたしさ…好きだったんだ…昔からずっと…拓郎のこと…」

独身アラフォーの装丁デザイナー・筒見に、芸大時代に恋仲なりかけで音信が途切れ最近亡くなった安奈の娘・くるみが「母が大好きだった人のことを知りたい」と絡んでくる。

という、影と哀愁を背負ったイケメン中年にかつて愛した女そっくりの若くて可愛い娘さんがグイグイ迫ってくる、最近何かと評判の悪いおっさんと女子高生の恋愛もの。今んとこ女子高生の片想い。

高校以来、筒見の腐れ縁の良き友人を演じてきた同じくアラフォーの絵里、意を決して筒見に告白。くるみは筒見への気持ちを自覚して三角関係に。くるみの放蕩親父が日本に帰国。

年のせいか絵里に肩入れしてしまう。好きな男がやっと古い恋を忘れかけた頃に、その古い恋敵に瓜二つの忘れ形見が若く可愛い姿で男の前に現れる、というのはちょっとしたホラー。

なんか思い出したわー。この人の漫画大体いつもモタモタと三角関係・四角関係がもつれて、焦れったくてブツブツ文句言いながら読んでたわー。この人相変わらずだわー。絶対持ち上げたヒロインをその後落とすわー。

とか考えてると、「しょうもない僕ら」とは一体誰のことなんでしょうね、という。

 

しょうもない僕らの恋愛論(2) (ビッグコミックス)

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