

「早く戻りたい 私は一秒一秒成長している
ピッチに戻ってボールを触りたい こんなこと初めてですわ
フットボールが楽しくて楽しくて仕方ない」
「ベッケンバウアーにできて私にできないってことはありませんわ」
高校の弱小女子サッカー部に集った才能たち、という定番ストーリー。
インターハイの裏番組、JKFBインターリーグ決勝、相手は5日間で4戦こなして3日前にインターハイ王者に輝いた興蓮館、のBチーム。のはずが出たがりの主力組が急遽参戦。
王者・興蓮館を相手に、後半残り20分で2-5のビハインド。
興蓮館の強さは戦術と規律とハードワークの浸透で、根底にあるのは「努力に勝る天才なし」を地でいくもので、スラムダンクの海南でも「うちには天才はいない、だがうちが最強だ」と描写されたものですが、今巻前半の全国優勝チームの得点王の「私は凡人だ」の強調は冗長になるギリギリな感じ。マヤは40巻に渡ってこれやって亜弓さんにぶん殴られた。
サッカー漫画としては文句なしに面白く、相変わらずプレイの一瞬一瞬を切り取るスピード感あふれる描写は圧巻。アニメで、というか動かしたところ見たいね。
片や一人退場、片や連戦明け。決着はいかに。
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